森のゆうえんち(もりのゆうえんち)は、京都府京都市左京区八瀬野瀬町120番地にかつて存在した京福電気鉄道子会社の「比叡産業」が経営母体だった遊園地である。同社の資本金は1990年後半の時点で1000万円、京福電気鉄道の100パーセント出資、総面積は約40000平方メートル。 歴史[編集] 当初は八瀬遊園として1964年(昭和39年)にオープンした、家族向けの中規模遊園地で、開業当時は数少ない遊園地であった。モータリゼーションが一般化していなかった昭和40年代は、グランドプールとガーデンプールが年間20万人近い水泳客を集め、すなめりくじらが泳ぐ水族館(後述)も人気があった。京福電鉄の経営にも寄与したが、遊園地といいながら遊具はさほど人気がなく、市民からは数少ない大型プールの印象であった。しかし車社会が到来し若狭方面へ海水浴に出かける市民が増加すると、水泳客は徐々に減少し、他の遊園地との競争も