鳥居 旗岡八幡神社(はたがおかはちまんじんじゃ)、または旗ヶ岡八幡神社は、東京都品川区旗の台にある神社。 由緒[編集] 長元3年(1030年)に源頼信が当時下総国(現在の千葉県)において発生していた平忠常の乱を平定するために、下総に行く途中この地に宿営し霊威を感得して、この地に八幡大神を奉り戦勝を祈願したのが発祥とされる[2]。当時この地に陣を張り、源氏の白旗をなびかせて武威を大いに誇ったという。そのことが現地名の「旗の台」や「旗岡」の名の由来になっているとされる[注釈 1]。その後、鎌倉時代に入り、当地の領主・荏原義宗(源義家の末裔と言われている[3])によって社殿等が建立され、源氏の守護神のみならず地域の鎮守神とした[4]。また荏原義宗は日蓮宗に篤く帰依し、息子を日蓮の高弟・日朗の弟子とさせた。息子は後に朗慶上人となり、荏原氏の館跡に法蓮寺を開山した。この寺院は長く隣接する旗岡八幡神社