来年4月に任期満了を迎える千葉県知事選挙に向けて、自民党千葉県連が擁立を検討していた前スポーツ庁長官の鈴木大地氏が立候補を見送る意向を伝えたことが県連幹部への取材でわかりました。 前回の選挙で森田知事を支援した自民党千葉県連では、千葉県選出の国会議員らが、習志野市出身でスポーツ庁の初代長官を5年務めた鈴木大地氏(53)に立候補を検討するよう伝えたうえで、今月中に立候補の意思があるか回答を求める方針を確認していました。 これに対して鈴木氏は28日夜、自民党県連の渡辺博道会長に「これまで自分を支えてきてくれた人たちからの反対が強く、この状況で立候補することは難しい」と立候補を見送る意向を伝えたことが県連幹部への取材でわかりました。 自民党県連の幹部は「本人の気持ちがない以上、このまま進めるのは難しく新たな候補者を探さなくてはならない」と話していて、30日、県選出の国会議員を集め今後の対応を協議