今から一千億年ほど昔のことになります。 そのころ、この三次元の銀河系宇宙を創るという計画ができました。 そのときには、私はまだ個性化はしていませんでしたが、 そのときの記憶があります。 その一千億年の昔、この三次元の宇宙を創ろうとしたときに、 前に広がっているものは孤独でした。 時間も空間も、まだなかった。 時間と空間ができないときは、 同じく念いを持ち、行動する人もなかった。 そうした孤独のときに、一つの念いが芽生え、 「空間を創ろう、時間を創ろう」 そう念って、永い永い孤独の間、この宇宙を創ってくるために、 私もその一助をなしてきました。 今から百億年ぐらい前になりますと、 私の記憶はもっとはっきりしてまいります。 この太陽系を創った、具体的な行動の一つひとつがよみがえってきます。 そして、やがて金星に高等生物を創ったとき、そのときにも孤独でした。 それから、この地球に今から六億年ほど
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