2017.02.13 生殖器の解剖図ばかり見せても意味がない。感染症医が語る「日本の性教育に決定的に足りないもの」 大人になってから「コレ、子どものころから知っておきたかった」「学校で教えてもらいたかったな」と思うことがある。特に性に関することについては、頻繁にそう思う。というのも、小中高の学校教育において性教育が行われている「はず」だからだ。が、そこで教えられるのは性のほんの一部を切り取ったもの。健康と切り離せないもの、あるいは社会生活そのものとしての“性”は伝えられない。 たとえば2012年にNHK「卵子老化の衝撃」が放映されたとき、多くの女性たちが「知らなかった!」と文字どおりショックを受けていた。現在は妊娠可能年齢を学校教育に盛り込む方向へと動いているが、それを知っているのと知らないのとではライフプランの組み立て方が大きく変わる。 感染症をメインに取り組む医師の岩田健太郎さんは、
![生殖器の解剖図ばかり見せても意味がない。感染症医が語る「日本の性教育に決定的に足りないもの」 - wezzy|ウェジー](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/149c03e1ffa9159e5b4ebf5cce361e55cea7a59c/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwezz-y.com%2Fwp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2017%2F02%2FKansensyoBook_a.jpg)