13:00から、霞ヶ関の東京弁護士会館5階で、日本弁護士連合会主催のストリートビューに関する緊急集会が開かれました。 フリージャーナリストの瀬下美和さんからは、ストリートビューの問題画像の紹介や、ストリートビューの利点と問題点の整理、グーグル社の主張や、削除請求等のアクセスの困難さ、インターネットに不慣れな消費者への配慮がない点などの指摘がなされました。 ドイツ連邦データ保護法の研究者である平松毅教授からは、ドイツのデータ保護法の基礎となっている憲法上の自己情報決定権と、データ保護法における公道での写真撮影行為に対する法的規制のあり方、さらには、イギリスやオーストラリアでのストリートビューに関する検討状況等の講演をいただきました。 平松教授によると、ストリートビューの撮影行為は、ドイツでは、ドイツ連邦データ保護法6B条に定めるビデオ監視規定の適用対象となり、具体的に特定された正当な利益を保