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2008年4月11日のブックマーク (4件)

  • そのサイトの「国籍」を明らかに (ユーザビリティ実践メモ)

    世界各国でビジネスを展開している企業は、様々な国々でそれぞれサイトを持っていることが珍しくありません。 今回はそうしたグローバル企業で海外サイトのユーザビリティテスト(ユーザ行動観察調査)を行った際の事例について取り上げます。 このアメリカ人ユーザは、途中でそのメーカーサイトで商品購入可能な小売店検索(Where to buy)を使用するまで、使っているサイトがイギリスのサイトであることに気づきませんでした。 言語が英語で特に違和感なく使うことができたことが影響していますが、これはアメリカ、イギリス、オーストラリアやその他英語を共通語として使用している国のサイトでは頻繁に発生します。 特に同じ英語圏のサイトでSEO対策のレベルが国ごとに異なる場合にこの事象は起きやすいです。 グローバル企業といえど、国により販売している商品や提供しているサービスが異なり、また提供している情報にも違いがあると

  • 中間世代のユーザに見られる、Webでのパフォーマンス低下

    25歳から60歳までのユーザ層では、ウェブサイトの利用能力が1歳年を取るごとに0.8%低下している。それは主に1ページ当たりの利用時間が増えるのが原因だが、年取るにつれてナビゲーションが難しくなるせいでもある。 Middle-Aged Users' Declining Web Performance by Jakob Nielsen on March 31, 2008 われわれは過去の幅広い調査に基づいて、児童、ティーンエイジャー、シニア層のそれぞれに特化したウェブユーザビリティガイドラインを作成してきた。これら世代別のユーザ層にはそれぞれ特徴があり、デザイナーがサイトのターゲットとする世代に訴求するにはその特徴を理解しておかねばならない。 しかし、その狭間に属するのはどんな人々なのか? その中間世代には、ちゃんとした呼び名さえ付いていない —— 私は普段、25歳から60歳までの“主流ユー

    中間世代のユーザに見られる、Webでのパフォーマンス低下
  • サイトのリニューアルに"市民ペルソナ"を活用、市民へのアンケートで7割の回答者から好評を得る

    横浜市がホームページのリニューアルに当たり、架空の顧客像「ペルソナ」を活用しながらデザインを改善することで、市民から好評を得ることに成功した。 同市は2008年1月、ホームページをリニューアルした。見直したのは60ページほどで、13万ページある同市のサイトのごく一部だが、トップページなど重要なページを中心に取り組んだ。市民の反応は上々で、2008年3月に市民モニター800人に感想をアンケートしたところ、「とても良くなった」と「良くなった」という回答が全体の7割を占めた。 このリニューアルの成功を陰で支えたのが、3人の"市民ペルソナ"だった。ペルソナとは架空の顧客像のこと。通常、企業が自社のサービスや商品を開発、改善する際に使うマーケティング手法だ。ユーザーがどんな期待を抱いているのかなどを綿密に定量的・定性的に調べて、架空の人物像であるペルソナを作り写真や文章で表現する。今回の場合、消費者

    サイトのリニューアルに"市民ペルソナ"を活用、市民へのアンケートで7割の回答者から好評を得る
  • 授業改善に「ペルソナ」を導入、CS向上を図る

    コンピュータグラフィックス(CG)やウェブの教育に強みを持つ、横浜デジタルアーツ専門学校(YDA、横浜市)は、カリキュラムの改善を目的に架空の顧客像「ペルソナ」を用いている。 定量的、定性的なデータを基に、顧客である生徒のペルソナを作り、そのペルソナの満足度を上げる商品やサービスを設計することでCS向上を達成するというものだ。人間設計中心(HCD)の分野の考え方である「ペルソナ/シナリオ手法」が基になっている。 同校がペルソナ作成に取り組み始めたのは2006年夏。ペルソナ/シナリオ手法を実際に生徒に教えている、教務部の浅野智次長が中心となり、学科長ら数人の教員が、生徒位のカリキュラム作るプロジェクトを行った。「教員はそれぞれが得意とする研究分野を持っている。しかし、教員が教えたがる内容がそのまま生徒に必要なものとは限らない」と浅野氏は語る。生徒が各自の夢を実現できるような知識やスキルを持

    授業改善に「ペルソナ」を導入、CS向上を図る