鹿児島市の鹿児島大学で18日早朝、枯れ草が燃えているのを散歩中の住民が見つけ、消火して大学に届けた。大学入試センター試験があったが、影響はなかった。灯油のようなものをまいたあとがあり、鹿児島中央署が放火などの疑いもあるとみて捜査している。 大学によると午前5時20分ごろ、鹿児島市郡元1丁目、郡元キャンパス構内の事務局裏の雑木林から火が出ていた。見つけた住民が踏みつけて消した。若い男が自転車で走り去るのを見たという。付近には約40メートルにわたり、灯油のような液体がまかれていた。 大学は県警に通報。センター試験は、郡元キャンパスの警備を強化した上で予定通りあった。