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ブックマーク / www.aist.go.jp (2)

  • 資源環境技術総合研究所 NIREニュース

    2000年9月 次世代型地熱エネルギーの開発 −高温岩体発電システムの開発− 地殻工学部 地殻エネルギー研究室 天満則夫 Q.高温岩体とは何ですか? 地下の地熱をエネルギー源として見た場合,高い温度ではあるけれど,熱水や蒸気が自分で噴出するほど圧力が高くない地熱資源のことを高温岩体と呼びます。仮に水平方向の面積が1km2で深度2km(220℃)から3km (280℃)までの1kmの厚さの高温岩体(初期平均温度250℃)を考え,これから平均温度が200℃になるまで熱を抽出し発電に利用したとすれば,3.5万kWの発電が15年間にわったって行えることになります。このような高温岩体が地下にある理由として,その岩体がもともと生まれた時から高温であった場合と,より深部にあるマグマ溜まりからの熱によって,2次的に加熱されている場合の2通りが考えられています。 Q.高温岩体発電システムとは何ですか? 地熱

  • 産総研:新潟県上越市沖の海底にメタンハイドレートの気泡を発見

    海底から噴出するメタンがただちにメタンハイドレート化し、その後海水中を上昇して、最後は浅層で分解する様子を、世界で初めてビデオ撮影することに成功した。 新潟県上越市沖の海底から600mの高さにまでメタンガス気泡の柱(=メタンプルーム)を噴き出しているメタン噴出孔を無人探査機で調査した。そこでは、メタンは噴出後、直ちにメタンハイドレートに変わっていることが初めて明らかになった。深海底から湧き出したメタンは、通常は海水に溶解し、やがて酸化されて炭酸となるため、メタンとして表層に達することはないとこれまでは考えられている。しかしながら、上越沖では、気泡全体がメタンハイドレート化し、あるいはメタンハイドレートの皮膜で覆われるため、海水に溶けることなく浅海層にまで運ばれることが分かった。このことが、海域の浅海層のメタン濃度異常の原因と考えられる。今回の発見により、海底下のメタンハイドレートシステム

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