2007年に放送スタートした「らき☆すた」 アニメ「らき☆すた」の放送から今年で10年になる。「らき☆すた」は女子高生の日常をまったりと描いた物語で、2007年4月から9月にかけてテレビ埼玉やチバテレビなどの深夜の時間帯に放送された。主題歌の「もってけ!セーラーふく」がヒットし、日本レコード協会のゴールドディスク認定されたほか、ニコニコ動画の黎明期とあいまって、ネットを中心に一世を風靡した。 だが、「らき☆すた」が当時メディアに多く登場した要因は、作品の面白さというよりも、埼玉県鷲宮町(当時)をはじめ、埼玉県内の各地が舞台になっており、舞台にファンが大勢押し寄せたことだった。この様子はNHKや民放の夕方のニュースでも取り上げられ、深夜アニメとしては“異例”の露出であった。こうした報道を通じて「らき☆すた」を知った人も多数いた。 町でイベント 声優が神社に参拝「らき☆すた」のブランチ&公式参