(CNN) 山口市でここ数週間、野生のサルが住民を襲う事案が相次ぎ、住民に数十人の負傷者が出ている。サルが民家の窓から侵入したり、背後から人をたたいたりする例も報告されている。 当初、当局者は凶暴なサル1匹の仕業だと報告していたが、当局はその後の説明で、1匹か複数匹かは確認できないとの見方を示した。 確認された襲撃の件数は1週間足らずで倍以上に増加。山口県自然保護課の当局者によると、被害者は幼児から高齢者まで多岐にわたる。 山口市役所の当局者によると、襲撃された人は手脚を引っかかれたり、首や腹部に噛(か)みつかれたりしたが、重傷者は出ていない。 最近ではサルが人の脚にしがみつき、その人が払いのけようとしたところ噛まれた、あるいは後ろから飛びかかられたという例もある。 当初の襲撃では、開いた窓や引き戸からサル少なくとも1匹が民家や学校に侵入するケースが多かった。だが、現在は住民に対し入り口を