対話型AIの「ChatGPT」が話題になっています。ユーザーの質問に対して、あたかも人間が応対しているように回答してくれるサービスで、インターネットの発明以上の衝撃を与えるかもしれないと言われているのです。 能力は多岐にわたります。おすすめのデートコースを場所の説明つきで紹介してくれるかわいいものから、アメリカの医師資格試験を受けさせたらほぼ合格ラインの正答率を叩き出したなんて末恐ろしいものまで。 そしていま、AIがクリエイティブな領域にまで入り込んでくるかどうかが議論になるなか、オーストラリアのシンガーソングライター、ニック・ケイヴが疑問を呈しました。 彼のファンがChatGPTで作った“ニック・ケイヴ風の歌詞”を見せたところ、 <「この歌はまったくろくでもない代物で、人間というものの存在をグロテスクなまでに嘲笑している」>(『CNET Japan』2023年1月19日)とこき下ろしたの
「Midjourney」や「Stable Diffusion」といった画像生成AIが登場して以降、「自分でも好きな画像を作ってみたい」と思う人も増えているのではないだろうか。実際にそうして調べていると、こんな表現に必ずと言っていいほど行き当たる。 「Hugging Face上でお手軽に試せます」「モデルはHugging Faceからダウンロード」「Hugging Faceのライブラリを」──。 例えばStable Diffusion(以下、SD)を使いたいなら、SDは英Stability AIが主立って公開しているものだから、同社Webサイトを参照するのが王道だ。するとソースコードや導入方法がまとまったGitHubのページに案内されるのだが、いざ説明を読むとやはりSDの学習済みモデルがHugging Faceというサイト上にあるのが分かる。 公式がそう案内しているから怪しくはないのだろうが
米シカゴ大学の学術研究グループが、「Midjourney」「Stable Diffusion」などの画像生成AIに画風や絵柄などのアートスタイルを学習・模倣されないようにするツール「Glaze」を発表した。 「Glaze」は、アートワークへ人間の目にはほとんど見えない微小な変更を加えるツール。それによって、画像生成AIがそのアートワークを学習する際、別の画風(例えばゴッホなど)に解釈させるものだという。 同研究グループは、今後数週間のうちにMacおよびWindows向けに「Glaze」のアプリケーションを無償でリリースするとしている。 画像生成AI対策「Glaze」 プロ1000人の内9割が評価 機械学習の“侵略的な使用”からインターネットユーザーを保護することに関心がある学術研究グループ・Glaze Projectによって発表された「Glaze」。 その技術の詳細については、米・コーネル
「自分の声で脅迫がくる…」AI生成音声に悩む声優たち2023.02.22 19:3011,472 Kyle Barr - Gizmodo US [原文] ( そうこ ) モダンホラーな脅迫。 AIが作り出した画像、文書、ディープフェイクな画像・動画が溢れている今日この頃。大統領や有名人のフェイク動画は出るたびに話題になります。一方、話題にならないところで脅迫に怯えるひとたちも。ネタ元、Viceの報道によれば、声優をしている人たちの一部に「自分の声」で脅迫音声が届いているというのです。もちろん本物の「自分の声」ではなく、ネットにアップされている自分の声を元にAI生成された「自分の声」なのですが。 実際に自宅住所を晒された人もDoxxing攻撃(個人情報晒すぞ?という脅迫)のターゲットにされていると報道されたのは、主にポッドキャストやYouTubeなどでも配信をしている声優の人たち。米Gizm
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