ブックマーク / huyukiitoichi.hatenadiary.jp (2)

  • 技術革新を不平等に向かわせないためには、何が必要なのか──『技術革新と不平等の1000年史』 - 基本読書

    技術革新と不平等の1000年史 上 作者:ダロン アセモグル,サイモン ジョンソン早川書房Amazonこの『技術革新と不平等の1000年史』は、技術革新の歴史を概観しながら、それが経済成長や不平等とどのように関連したのかを解き明かしていく一冊である。 技術革新が起これば生産性が上がり、経済は成長し、新たな雇用が生まれ、回り回って市民の賃金も生活も向上する──一般的にはそう言われてきたが、実際にはそうとは限らない。たとえば近年ChatGPTをはじめとした数々の進歩が起こって生産性も向上したはずだが、生活がよくなっている実感はないだろう。先日厚生労働省が発表した日の毎月勤労統計によると2023年11月の一人あたりの実質賃金は前年同月比3.0%減り、マイナスは20ヶ月連続で、物価上昇に賃金が追いついていない。*1 実は、一〇〇〇年にわたる歴史と現代における証拠から、一つの事実がきわめて明白にな

    技術革新を不平等に向かわせないためには、何が必要なのか──『技術革新と不平等の1000年史』 - 基本読書
    hinonono
    hinonono 2024/01/18
    労働から排除しない、つまり自動化は嫌だと。序盤の痛みは負わずに(割に合わない黎明期の負担は誰かに負わせ)、置き換えでない「攻めのIT」のような中盤にいきなり進ませろと。都合のいい話だこと
  • 現代ならではの形でAI・ロボットの反乱を描き出す、AI反乱SF傑作選──『ロボット・アップライジング』 - 基本読書

    ロボット・アップライジング AIロボット反乱SF傑作選 (創元SF文庫) 作者:スコット・シグラー,チャールズ・ユウ,ヒュー・ハウイー,アーネスト・クライン,コリイ・ドクトロウ,ジュリアナ・バゴット,アレステア・レナルズ,イアン・マクドナルド,ロビン・ワッサーマン,ジョン・マッカーシー,ショーニン・マグワイア,ンネディ・オコラフォー,ダニエル・H・ウィルソン東京創元社Amazon東京創元社はこれまで「ゲーム」とか「銀河連邦」とか「巨大宇宙」とかこの手のテーマ・SFアンソロジーを多数翻訳・刊行してきたが、作『ロボット・アップライジング』はAIAIでも「反乱」にテーマを据えたSF傑作選である。『ウール』などで知られるベストセラー作家のヒュー・ハウイー、『レディ・プレイヤー1』の原作を書いたアーネスト・クラインなど錚々たる作家陣13人が短編を寄稿している。 正直、AI・ロボットテーマの中でも

    現代ならではの形でAI・ロボットの反乱を描き出す、AI反乱SF傑作選──『ロボット・アップライジング』 - 基本読書
    hinonono
    hinonono 2023/07/15
    執拗にAIを反乱させたがるよな…理由があって反乱するんじゃなく、反乱する作品を学び続けたせいで実際の反乱が起きそうな勢いだわ
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