レッドハットは2010年11月16日、同社の企業向け主力サーバーOSの新版「Red Hat Enterprise Linux 6」(RHEL 6)を同日付で販売開始すると発表した(写真1)。前バージョンRHEL 5のリリース(2007年3月)以来、約3年8カ月ぶりのメジャーバージョンアップとなる。 価格は、2CPUソケットまでの実サーバー機に同OSをインストールでき、その上で動く仮想化ゲストOSとしても同OSを1つインストール可能な「Red Hat Enterprise Linux/1仮想化ゲスト」が9万6800円(税別、以下同)から(1年間のスタンダードサポートを含む)。仮想化ゲストOS数が無制限のライセンスは25万9900円からとなっている。 追加のソフトウエアとして、クラスタや負荷分散、管理機能などを付加する「アドオン」も販売する。価格は、フェールオーバクラスタ機能(従来のRed H