前に進むライフログ 僕はライフログは大別して2つの種類・使い方があると思っている。 一つは「前に進むためのライフログ」だ。この本で主に取り扱われているのはこちら。 たとえば「食べたモノを記録することで体重を減らす」や「家計簿を詳細につけることで貯蓄を増やす」といったことだ。 記録することによって自分自身が進化していく。これを目的としている。 そしてもう一つが「記憶を豊かにするためのライフログ」がある。 人間どんな強く感動したイベントでも、時が経つと記憶は薄れ、やがて感動したこと自体を忘れてしまう。 そして一旦顕在記憶側から消滅した記憶は、自分の力だけでは取り戻すことができなくなるのだ。 だが、そこに記録があれば、僕らは簡単にその日の感動を記憶に取り戻すことができる。 卒業式の写真、旅行に行った時のアルバム、仲間が書いてくれた寄せ書き、など。 文章、写真、匂い。そういった外部要因を元に僕らは
![ライフログしようぜ! 書評「記録するだけでうまくいく」 by 佐々木正悟・富さやか](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/dc42f1a6812c19137ba842155e0bccb4341dd711/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.ttcbn.net%2Fwp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2012%2F04%2F41jz-O895qL.jpeg)