告白。それが「好き」というタイミングでも、「お昼ごはんを食べに行こう」「飲みに行こう」というタイミングでもいいのですが、自分の思っていることを伝えるのは、とてもむずかしいことです。 仕事上でも、自分の気持ちや考えをことばにしたり、文書にしたりするのに悪戦苦闘しているのに、プライベートに女の子に告白するなんて! 考えただけで冷や汗がでてきてしまう……そういう男性は多いことでしょう。しかし、この非常にやっかいな「告白」をしないことには、女の子とプライベートな関係にはなれないのです。いつまでたっても、学校で顔を合わせる子、会社でいっしょに仕事をしている相手のままなのです。 某大学で情報処理の勉強をしているKくん(21才)は、アルバイト先で知り合ったバイト仲間のSちゃん(20才)に、密かな恋心を抱いておりました。 帰る方向がいっしょなので、ふたりきりになる時間はたくさんあるのですが、いつもいつも、