2007年5月8日のブックマーク (4件)

  • ケンコー「PRO1D SH-L ショルダーバッグ」

    ケンコーのカメラバッグといえば、タムラックやベネトンのような輸入品やブランド品のものを思い浮かべる。しかし、最近になってデジタルカメラ用フィルターと同じブランド名「PRO1D」を冠した新シリーズをオリジナルで立ち上げていることに気づいた。 同じアクセサリーメーカーでも、ハクバやエツミは「自社ブランドのカメラバッグ」の印象が強く、ケンコーオリジナルのプロ用カメラバッグは新規参入という感じである。 2007年度モデルの中で、最も大きなショルダータイプのカメラバッグ「SH-Lショルダーバッグ」(1万3,650円)をチェックしてみた。 外観はかなり大きく、2台のカメラと数のレンズが収納できそうな雰囲気。ショルダーベルトの手前、背負ったときに体に近い位置に三脚固定用ベルトがある。あまり大きな三脚には向かないようだが、これを使えば三脚まで一度に運べるので、外への取材はバッグ1つで対応できそうだ。 シ

  • 【新製品レビュー】リコー Caplio GX100

    リコーのコンパクトデジタルカメラ「Caplio GX」シリーズに、最新モデルの「Caplio GX100」が登場した。GXシリーズといえば、広角28mmスタートのレンズを搭載し、マニュアル露出が可能なのが特長だったが、GX100ではさらに広角を強化し、新しい使い勝手を実現したモデルだ。 ■ 広角24mm、オプションで超広角19mmをサポート GX100の注目は、なんと言っても35mm判換算で24mmからの光学3倍ズームレンズを搭載した点。GXシリーズはもともと28mmからのレンズを搭載していたが、パナソニックのLUMIXシリーズを始め、28mmスタートのコンパクトデジカメはけっこうなモデル数が市場に出回っている。 しかし今回、GX100は24~72mmのレンズを採用し、より広角に強くなった。今、市場で手軽に購入できる一番の広角デジカメといえばコダックの「EasyShare V705」だろう

  • 独自の3層撮像素子を採用したデジタル一眼レフ――シグマ「SD14」

    シグマが発売したデジタル一眼レフカメラ「SD14」は、前モデルのSD10と同じく「FOVEON X3 ダイレクトイメージセンサー」(以下、FOVEON X3)という特殊な撮像素子を採用している。SD10よりも画素数が向上し(SD10は有効1020万画素)、有効画素数は1406万画素である。 SD14に別売りの「17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO」を取り付けたところ。前モデルのSD10よりも洗練されたデザインとなった FOVEON X3は一般的なCCDとは仕組みが異なっているのが特徴だ。ベイヤー式と呼ばれる一般的なCCDは、1画素ずつRGBのフィルタが並んでおり、1画素では1つの色しか受光しない。そして周りの素子の情報を組み合わせて画像を生成していく。FOVEON X3では1画素で奥行き方向にBGRの光をすべて受光するため、1画素でフルカラー情報が得られるというメリットがある

    独自の3層撮像素子を採用したデジタル一眼レフ――シグマ「SD14」
  • 【伊達淳一のデジタルでいこう!】 オリンパス E-410

    WズームキットにはED 14-42mm 3.5-5.5に加えて、望遠ズームのZuiko Digital ED 40-150mm F4-5.6(左)を同梱 標準ズームの作りがいいのもオリンパスだ。D40xの標準ズームは、描写性能はあなどれないものがあるが、フォーカスリングもないに等しく、ピント調整時にレンズ前枠が回転するので、PLフィルター使用時に不便。フードも別売だ。一方、E-410の標準ズームは、ちゃんとフォーカスリングを備えているし、レンズ前枠も回転せず、花形フードも付属している。キットレンズとはいえ、まったく手を抜かず、いいもの作ってるよなぁ、というのが正直な感想だ。 また、望遠ズームも、オリンパスはとても全長が短くコンパクトだ。撮像素子が小さい分、短い焦点距離で同じ画角が得られるというメリットが活かされたカタチだ。E-410ボディ単体では、期待していたよりも小型軽量に感じなかった(