はじめまして、リンカーズの浅野と申します。弊社は日本最大級のオープンイノベーションプラットフォームを運営しており、私の所属するオープンイノベーション研究所は、その研究開発/新規事業開発部門として、グローバル技術動向の調査や、企業/大学のマッチング支援、オープンイノベーション創出のための研究開発を推進しています。 本連載では、宇宙テックの先端開発事例について、その技術的な原理や特徴を簡潔に解説していきたいと思います。宇宙テックについて興味を持つきっかけや事業アイデアのタネとなれば幸いです。 宇宙領域で関心を集める「新規ビジネス」や「先端材料」 宇宙開発といえば、かつては国家や政府の手によって主導されていましたが、近年その情勢は大きく変わり、民間企業が宇宙開発を進める機会が増えています。たとえば、民間資金を活用した衛星開発や、中小企業やベンチャー企業による小型/低コストなロケット開発、宇宙ロボ
国土地理院は7月11日、九州における6月29日からの大雨による筑後川水系の浸水推定図をPDFデータで公開した。同じものが「地理院地図」でも閲覧可能になっている。 公開した浸水推定図は、国土交通省の災害対策用ヘリコプターが7月10日の午後5時ごろに撮影した画像および標高データを用い、国土地理院が浸水範囲における水深を算出して深さを濃淡で表現したもの。時点情報のため最大浸水範囲を示したものではない。 入手した情報をもとに浸水したと推定された範囲のみが着色されているため、着色されていない範囲でも実際には浸水被害がある可能性がある。また、浸水していない範囲でも浸水範囲として着色されている部分もある。 関連記事 多彩な地図をコンビニでプリントできる「えらべる地図ショップ」、ビジカが提供 スマートフォンアプリ「コンビニ地図プリント」を提供するビジカは28日、目的に応じた地図を生成してコンビニでプリント
ニュース LocationMind、日本版GPS活用のCO2排出量監視支援–位置情報と信号認証を利用 #みちびき#GNSS#LocationMind LocationMind(東京都千代田区)は7月3日、準天頂衛星システム(Quasi-Zenith Satellite System:QZSS)「みちびき」の高精度位置情報と信号認証技術を利用した、二酸化炭素(CO2)排出量モニタリング支援ソリューションの実証実験を開始すると発表した。 同ソリューションでは、運輸事業者のトラックに対し、みちびきの信号認証サービスを搭載した世界初という車載向けの全球測位衛星システム(Global Navigation Satellite System:GNSS)受信機を装着し、常時走行ログを取得できるシステムを構築する。 走行ログと運輸事業者の配送情報を組み合わせることで、配送ごとのCO2排出量や荷主ごとの案分
#みちびき#GNSS 宇宙航空研究開発機構(JAXA)と国土交通省 国土地理院は6月30日、全球測位衛星システム(Global Navigation Satellite System:GNSS)衛星の精密な軌道情報を算出する体制を構築したと発表した。 米GPSに代表されるGNSSは、衛星の軌道情報(暦:れき)をもとにして、地上の位置を決定する(測位)システム。地殻変動が激しい日本では、位置の基準の維持や管理に活用されている。 より精度の高い測位には、より高品質な軌道情報(精密暦:せいみつれき)が必要不可欠となっており、現在は「国際GNSS事業(International GNSS Service:IGS)」が提供する「IGS暦」が最も高い精度を有するとされている(国際GNSS事業は、測地学や地球物理学などの研究活動の支援、社会一般でのGNSSの利用促進を目的として、国際測地学協会(IAG)
「Android Auto」は、運転中にGoogleのOSを簡単に使用するための便利なインターフェースだが、「Googleマップ」を自動車のダッシュボードで使っているとスマートフォンには表示できないなど、いくつかの制約があった。今回この制約が解消され、Googleマップをスマートフォンと自動車のディスプレイで同時に使えるようになったと、ユーザーがRedditで報告している。 この制約はもどかしいと同時に奇妙だった。Android Policeが指摘したように、Googleマップが自動車のダッシュボードに表示する情報は、スマートフォンアプリに表示される情報よりも少なく、ターンバイターン方式のナビ、ETA、残りの距離、音楽の操作だけだった。Googleマップの同時使用機能は、2月に短期間だけ提供された後に削除されていた。 おそらくGoogleは、安全上の理由からAndroid Auto使用時の
物体や人物を、サブメートル精度で追跡可能 オンセミは2023年7月、位置精度が高く電力効率の高い資産追跡システムを、より簡単に構築できる「測位システム」を発表した。Bluetooth Low Energy(Bluetooth LE)技術を活用したシステムで、サブメートルの精度で物体や人物を追跡できるという。 新たに開発した測位システムは、オンセミ製のBluetooth 5.2対応マイコン「RSL15」をベースに、Unikieが提供するソフトウェア・アルゴリズムやCoreHW製のコンポーネントなどを搭載した。このため、システム開発者の労力を軽減し、製品を市場投入するまでの時間を短縮できるという。 RSL15は、通信距離の延長やデータ通信量の増加に対応し、到着角(AoA)と出発角(AoD)による位置特定などが行える。電力効率にも優れている。Arm Cortex-M33プロセッサをディープスリー
タイトーは7月11日、AR位置情報ゲーム「スペースインベーダー ワールドディフェンス」(iOS、Android)を18日から世界同時に配信すると発表した。App Store、Google Playでは事前登録の受け付けを始めた。 「スペースインベーダー ワールドディフェンス」※画像は開発中のイメージです。SPACE INVADERS(TM) & (C) TAITO CORPORATION 1978, 2023 ALL RIGHTS RESERVED. スマートフォンのカメラ越しに見る街にAR表示のスペースインベーダーが襲来。ユーザーは自機を操り、画面をタップして打ち落とす。プレイする場所や時間、天候によってステージが変化する「新感覚の没入型ARシューティング」という。 米GoogleのVPS(Visual Positioning System)を利用するための「ARCore Geospat
コロナ禍の中でいろいろ不思議なことが起きたが、よもや自分がランナーになるとは思ってもいなかった。「Couch to 5K」アプリのことは忘れよう。約1年で、筆者はソファーから抜け出して初めてのハーフマラソンに出場するようになり、その後も数回参加した。 コロナ禍の間にサワーブレッドを自分で作るようになり、食べすぎたせいで、少し身体にキレがなくなっているように感じているところだった。長年ニューヨークに住んでいるので、歩くことに関してはベテランだったが、フィットネスにはあまり効果がなかった。そこでCouch to 5Kを使い始めたのだが、ようやく5kmを耐えられる程度になったので、近所のランニンググループに参加することにした。 月並みな言い方になるが、目の覚めるような変化だった。ランニング仲間を好きになったし、最初からたくさんの実用的なアドバスをくれたり励ましたりしてくれたおかげで、自分でできる
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