▼目次へもどる KAIRINJUKU NEWS 開倫塾 1995年 10月号 書き抜き読書ノートのすすめ −積極的な読書をすすめる基礎知識− 開倫塾 塾長 林 明夫 1.はじめに 人は一生のうちに、どの位の本に接し、どのくらいの量の文章を読むのでしょうか。また、読んだ内容のうちどのくらい読書後の人格の形成に役立っているのでしょうか。「人格形成」とまでは言わなくても、どのくらい心に残っているでしょうか。 今回は、季節も「読書の秋」になりましたので、積極的な読書の一つの方法として「書き抜き読書ノートのすすめ」という題でお話をさせていただきます。 2.「書き抜き読書ノート」のすすめ �@ はじめに、自分の気に入ったノートを一冊用意して下さい。何年も、場合によっては何十年も使用するものなので、なるべく大きめの文房具屋さんに行って、たくさんの種類のノートの中から、できるだけ、これからお話