埼玉西武ライオンズ 平良海馬インタビュー前編 ラプソードやトラックマンという球質を可視化するテクノロジーの登場や、ウエイトトレーニングの進化などにより、投手のレベルアップが著しく進んでいる。そんな現代を象徴する投手が、西武の平良海馬だ。 173cmとプロの投手として小柄ながら、鍛え上げた肉体は公表93kg(101kgという報道も)。ストレートは最速160キロを誇る一方、昨季の投球割合は4割に満たない。ピッチデザインで多彩な球種を完成させ、打者を幻惑させていくのだ。 先発転向1年目の昨季は23試合で11勝7敗、防御率2.40、リーグ3位の153奪三振。今季はどこまで飛躍するのか──。野心あふれる男を直撃した。 ※ ※ ※ ※ ※ 173cmながら93kgの巨漢ピッチャー平良海馬 photo by Jiji Photoこの記事に関連する写真を見る── 日本のプロ野球で最先端を走