ブックマーク / skkmusic.blog.jp (28)

  • 南フランスのニースで車上荒らしにあった話 : 最果志向 ~放浪家坂木さんの足跡~

    113 南フランスのニースで車上荒らしにあった話 カテゴリ:フランス プロヴァンス France La Provence しばらく更新が滞ってしまった。忘れる前に書き留めておきたい写真や思い出はたくさん残っているのだけれど、一度サボると「明日でいいか」とサボり癖がついてしまう。このままでは追いつかなくなってしまうので、意識的に筆をとることにする。 この車上荒らし事件も話せば長くなるので、なんとなく書き始められずにいたのだが、忘れる前に書き留めておきたいことの一つだ。 このとき、私は仕事で南フランスのニース近郊に来ていた。1週間弱だった。事件が起きたのは最終日、しかも帰路の飛行機に乗るために空港の近くまで来ていたのだった。 最終日は帰るだけの日で、宿を出た我々はレンタカー2台に便乗してニース市街に向かった。総勢11名で、片方の大型ワゴンには私を含めて7名が乗っていた。2名は社外コンサルタント

    南フランスのニースで車上荒らしにあった話 : 最果志向 ~放浪家坂木さんの足跡~
    hirari58
    hirari58 2020/01/15
  • 安徽省で泊まった細い路地の奥の趣深い宿『黄山徽舍民宿客栈』 : 最果志向 ~放浪家坂木さんの足跡~

    1215 安徽省で泊まった細い路地の奥の趣深い宿『黄山徽舍民宿客栈』 カテゴリ:【China 中国】安徽省 2013年の年末も近づいた頃、日から杭州に飛び、バスで安徽省黄山までやってきた。 昔は新しい土地に着いたら、まずは宿探しと情報収集から始まったものだが、それらはもうネットで手軽にできる時代だ。基的にあまり旅程を決めない放浪旅でも、次の目的地を決めたら宿の確保と情報収集は即日済ませられる。便利になったものだ。 ただし、この黄山はとりあえず決めていた第一の目的地だったので、日にいる間に予約しておいた。民宿とかいてあって、超安宿ではないが決して高くはない宿だ。 そして予定通り、バスターミナルから公交(市内の路線バス)で近くまで来ることができたわけだが、ここで困った。それらしき建物が見つからないどころか、そのような道路もない。大まかなで不正確な地図から無理に読み取ってみると、どうやらこ

    安徽省で泊まった細い路地の奥の趣深い宿『黄山徽舍民宿客栈』 : 最果志向 ~放浪家坂木さんの足跡~
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    hirari58 2019/12/16
  • 電動車特売場 : 最果志向 ~放浪家坂木さんの足跡~

    125 電動車特売場 カテゴリ:【China 中国】河南省 河南省鄭州の街をフラリと歩いていた時に、電動車特売場(电动车特卖场)なるものを見つけたので、少し入ってみた。 日で電動車と言えば、EVすなわち電気で動く四輪自動車を指すのが一般的ではないかと思うが、ここで言う電動車(电动车)とは、電動スクータや電動三輪車のことを指しているようだ。では中国でEVを指す言葉はというと、電動汽車と呼ばれているのを見かけた気がする。ちなみに中国で電車と言えばトロリーバスやトラムを指したりするので、なんだかややこしい。 それはともかく。ここでザッとみる限り、標準的な電動スクータは日円にして5~6万円程度が相場のようだった。中古ならもっと値段は落ちるだろう。なるほど、この値段なら街が電動バイクで溢れるのも頷ける。今でも補助金や税金優遇などがあるのかは知らないけれど。 以前の記事でも書いたと思うが、今や中国

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    hirari58 2019/12/06
  • 京都の方除けの神社『城南宮』 : 最果志向 ~放浪家坂木さんの足跡~

    1123 京都の方除けの神社『城南宮』 カテゴリ:【Japan 日】京都 Kyoto 京都の南部、ちょうど名神高速道路の京都南インターの近くに、城南宮という神社がある。古くから、家相などの方角に関する厄除け、『方除け』の神社として知られている。そこから転じて、引っ越しや旅の厄除け、更には交通安全の神様としても信仰されるようになった。 最近では減っているようだが、昔は京都を走っている自動車の多くに、この城南宮のお守りが貼られていたものだった。全国的にも知られており、各地から車のお祓いに来られるそうだ。 正面の鳥居、よく見るとちょっと他の神社の形と違うようで、興味深い。 境内や庭園の花々でも有名で、桜や梅、椿、藤、躑躅などの名所でもある。特にお花見シーズンなどは混みあうが、冬場などは境内も空いていて静かだ。 駐車場が無料なので、ハイシーズンは駐車場に入るのも渋滞するが、閑散期にはガラガラで、

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    hirari58 2019/11/23
  • 台湾の蚵仔煎 : 最果志向 ~放浪家坂木さんの足跡~

    1121 台湾の蚵仔煎 先の記事で先に厦門の蚵仔煎を載せてしまったが、ついでに台湾の代表的な感じの蚵仔煎も載せて置く。これ以外でもたくさんべているし、いろいろなバリエーションもあったので、必ずしもこうだとは限らないが、たいていこんな感じだったようには思う。 先の記事と見比べて頂いてもよいかも知れないが、こちらのほうは関西のイカ焼き(焼きイカではなくイカ焼き)の牡蠣版、みたいな感じで、ちょっとモチモチブヨブヨっとした生地になっているのが、わかりやすいのではないだろうか。 甘辛いソースで浸すかの勢いでかけられていることも多く、関西のお好み焼きやイカ焼き、たこ焼きなどでもソースの味が重きを占めるように、こちらもソースの味の割合が多い。というより、このソースをつけないと、ソースのないお好み焼きと同様で、味気ない。 写真は台湾の高雄でべたもので、ここのメニューには牡蠣以外のバリエーションや麺類も

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    hirari58 2019/11/21
  • 厦門の蚵仔煎(牡蠣のオムレツ) : 最果志向 ~放浪家坂木さんの足跡~

    1119 厦門の蚵仔煎(牡蠣のオムレツ) カテゴリ:【China 中国】福建省 蚵仔煎と言えば、日では台湾名物の牡蠣のオムレツとして知られている。台湾の夜市や堂街に行けば、見かけないことはないと言ってよい。 ただし台湾料理の多くは中国大陸から来たもので、特に台湾島に近い海岸沿いの潮州や福建省をルーツとするものが多い。したがってそのあたりで同様の料理を見かけても、決しておかしいことではなく、むしろオリジナルに近い可能性も高い。 福建省の厦門の街でも、メニューに蚵仔煎を挙げているお店を多く見かけた。旅先では大当たりの可能性が頭を過ぎってしまい牡蠣をべるのを控えることが多いのだが、やはり台湾と違うのかどうか、興味のほうが勝ってしまったので、一度べてみることにした。 見た目はよく似た感じだったが、少し違うのは、台湾のもののように片栗粉のような粉が入っておらず、純粋に卵焼きに閉じ込めただけ

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    hirari58 2019/11/20
  • これまでに泊まった中で一番良かった宿は… : 最果志向 ~放浪家坂木さんの足跡~

    1117 これまでに泊まった中で一番良かった宿は… カテゴリ:【Thai タイ】Phatthalung パッタルン おそらく私は平均よりは遥かに多くの旅をしてきたほうだと思う。もちろん各地の宿にもたくさん泊ってきたことになる。海外への渡航日数の合計も365日を越えてしまったし、国内旅行を含めれば数えることも困難なくらいだ。 ただ、私はそれほど宿にはこだわりはないし、基的にある程度の清潔さと立地の良ささえ確保できればよい、という程度である。そんな中で「今までに一番良かった宿は?」と問われれば、普通は困るのだろうと思う。実際、私も昨年までは答えに困ったかも知れない。しかし今なら即答できる。 もちろんこれは私の主観に過ぎないことはご了承頂きたい。ただし多くの旅を共にした家内も、おそらく迷いなくここを挙げるはずで、それほど他を引き離すブッチギリのコストパフォーマンスだったと思う。 そのホテルは…

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    hirari58 2019/11/17
  • スラーターニーの公園ダンスとビリー隊長 : 最果志向 ~放浪家坂木さんの足跡~

    1023 スラーターニーの公園ダンスとビリー隊長 カテゴリ:【Thai タイ】SuratThani スラーターニー スラーターニーの街をぶらぶらと散策した後、夕を探すことにした。ちょうど宿からそれほど遠くないところに夜市の開く通りがあったので色々と買いこもうと思ったのだが、まだ少し時間が早かったようなので近くのターピー川のほとりまでフラリと歩いてみた。 夕刻なので昼の猛暑もいくぶん和らぎつつある。川のほとりは公園のようになっているところがあって、そこでは公園ダンスをしている集団がいくつかあった。中国から伝播したのだろうか。 グループによって踊りも様々だ。ほとんどダンスの体を成していないようなグループもあれば、格的なエアロビダンスをしているグループもある。 道具を使ったダンスをしているグループもあった。 ここの公園のダンスでは、先生のような人がちょっと高いところでお手を踊っているところ

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    hirari58 2019/10/24
  • 道端の充電ステーション : 最果志向 ~放浪家坂木さんの足跡~

    1020 道端の充電ステーション カテゴリ:【China 中国】河南省 中国の街を歩いてみると、ありがちな普通の近代的な街並みでも日人にとっては珍しいもの、というのもしばしば出会うものである。 こちらは街の随所でみかける充電ステーション。中国においてはどこでも頻繁にみられるもので、まったく珍しいものではない。 中国では国策としての法整備や補助金などの取り組みもあり、街中で見かける二輪車や三輪車はほぼすべて電動である。化石燃料(いわゆるガソリン等)で動く古い車輛などを見かけないわけではないが、当に稀な話である。恐らく走っている二輪・三輪の電動車の率は99%を軽く超えていると思う。 四輪でも電動車は結構走っている。少なくとも2017年と2019年に訪れた河南省や福建省ではどの街でもバスは大半が電動化されていた。ディーゼル車も走っていたが、圧倒的少数であったし、近々なくなっていくのだと思う。

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    hirari58 2019/10/20
  • 泉州市の山上の国姓爺 : 最果志向 ~放浪家坂木さんの足跡~

    1017 泉州市の山上の国姓爺 カテゴリ:【China 中国】福建省 日でもそうだが、時折山の上などに巨大な像などが立っているのを見かけることがある。昔はたいてい「何だろう/誰だろう」と思いながらも分からず仕舞いということが多かったが、昨今ではスマホなどによって、その場で調べることさえ容易である。便利になったものだ。 写真は福建省の泉州市の街からよく見えた山上の武将の像。どうも鄭成功らしいなと思って調べてみると、やはりそのようだった。地図を確認してみるとその方角には泉州鄭成功公園があった。私は訪れる機会を逸してしまったが。 鄭成功については以下の過去記事でも触れているので詳細の説明は割愛させて頂く。 鄭成功は台湾にとっての歴史上の偉人であるが、漢民族最後の皇帝を守って最後まで戦った彼は漢民族にとっての民族的英雄とも言える。特に台湾とも繋がりが深く、その大陸側の足掛かりともいうべき福建省で

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    hirari58 2019/10/17
  • 橙色に染まった空 : 最果志向 ~放浪家坂木さんの足跡~

    1013 橙色に染まった空 カテゴリ:【旅行関連以外の雑記】 超大型台風19号、我が家は暴風域の端をかすった程度でしたが、それでも昨日の昼間はものすごい風と雨でした。 夕方、ピークが少し過ぎてきたころ、台所の窓が橙色に染まっていました。まるで外が火事のようです。窓を開けてみると、世界がオレンジ色。外はまだ強風と雨でしたが、閉じていたリビングの雨戸も開けて写真を撮ってみました。この後すぐに日が落ちて真っ暗になりました。およそ5分程度のものです。 写真、修整などは全くしていません。フィルターも使っていません。夕方にだけ伝わる波長の長い光が、空気中の水蒸気や水分により低空で散乱するのでしょう。素人なのでメカニズムはよく知りません、勝手な想像です。 世紀末を思わせるような妖しく禍々しくも見えますが、美しくもあります。 朝になって、直撃を受けた地域の被害が明らかになりつつあります。皆様のご無事とご健

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    hirari58 2019/10/15
  • マラッカの猫 : 最果志向 ~放浪家坂木さんの足跡~

    1014 マラッカの カテゴリ:【Malaysia】マレーシアMelaka - マラッカ マレーシアの古い港町マラッカの街中を歩いていると、たくさんのに出会った。私はとりたてて好きというわけではないし、動物の写真はタイミングが難しいので、出会うたびにシャッターを切ったわけでもない。しかし、それでもいくつかの写真が撮られていた。 川を渡る歩道橋を渡っていると、前からが現れた。いったん一目散に逃げていったのだが、その後警戒しながら、端っこをそろりそろりとこちらに近寄ってくる。どうやら彼(あるいは彼女)は私とは逆方向に渡りたかったのだろう。 そんなに睨まなくても何もしないよ。 警戒心の強いもいるが、人間をあまり気にしないが多かった気がする。特に人懐っこくてじゃれてくるわけでもなく、かといって一目散に逃げ去るわけでもなく。もちろん警戒はしているようだが。 とりあえず南国の日差しは強烈で

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    hirari58 2019/10/15
  • 【音遊び】ZABADAK『明日からの風』を自動演奏ピアノで鳴らしてみる : 最果志向 ~放浪家坂木さんの足跡~

    108 【音遊び】ZABADAK『明日からの風』を自動演奏ピアノで鳴らしてみる カテゴリ:【作曲・編曲】 ZABADAK(ザバダック)、知らない人も多いかも知れませんが、知る人の間では熱狂的な人気を誇った音楽ユニット。 昔、バンド演奏の補助用に作ったのですが、結局使わなかったデータを古いフォルダから見つけました。 元のアンサンブルを自動演奏ピアノ1台で鳴らせるように組みなおしています。一人で弾くのは不可能、連弾なら弾けるかも知れません。 歌はつけていませんのでフルコーラスで作りますとリピートばかりで冗長になります。従いまして2番以降の繰り返し演奏になってしまう部分はあらかた削りました。 イントロ→Aメロ→Bメロ→サビまでの流れは同じですが、そのあと来は2番が終わった後の間奏→サビ、その後のリピートもなしで終了としています。 「【作曲・編曲】」カテゴリの最新記事

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    hirari58 2019/10/09
  • 知られざる京都郊外の国宝所有寺院『蟹満寺』 : 最果志向 ~放浪家坂木さんの足跡~

    107 知られざる京都郊外の国宝所有寺院『蟹満寺』 カテゴリ:【Japan 日】京都 Kyoto 日においては国宝のない都道府県というのも存在するわけだが、京都府には多数の国宝が存在している。大半は京都市街にあるが、いくつかは郊外にも点在している。市街の著名な見どころに注目が行ってしまうせいか、郊外の国宝や重要文化財などはその価値のわりに知名度が低く、訪問者が少ないことも多い。いわゆる穴場の名所なのである。 この蟹満寺は京都の南部にあるお寺。ご尊の釈迦如来像が国宝に指定されているのだが、おそらく日人でもご存知の方はそれほど多くはないと思う。 実は国宝のご尊もこのお寺自体も、起源や由来は諸説あって定かではないらしい。今昔物語等の文献に載っている蟹の恩返しの伝承で知られている。少なくともお寺もご尊も7~8世紀くらいには作られたものとされているようだ。 上の写真は堂だが、これは21

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    hirari58 2019/10/07
  • 金門島で金門牛を食す : 最果志向 ~放浪家坂木さんの足跡~

    105 金門島で金門牛をす カテゴリ:【Taiwan 台湾】金門 中国福建省厦門の沖に浮かぶ台湾領の金門島。ここには高梁酒をはじめとしていくつか名産品があるが、金門牛もその一つであるとのことで、べさせてくれるレストランに行ってみることにした。 最近は便利なもので、こういう名産やそのお店などもネットを使えば現地ですぐに情報を入手することができる。昔は宿の人やお店の人など、交流を持つことができた限りの小さい範囲で情報を集め、苦労して行ったものだった。楽になったのは良いことに思えるが、実は非日常や趣味の世界では、快適であることは必ずしもプラスとは限らないようにも思う。そもそも趣味というのは、その楽しみを共有しない他人から見れば、なぜ実益もないのに面倒や苦労を嬉々としてやっているのか、と受け取られるようなことばかりだ。だからといって、旅に出てわざと苦労したいとは思わないし、昔の方が良かったとも

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    hirari58 2019/10/05
  • タイ南部ハジャイの街中にあった中華系仏教寺院『慈善寺』 : 最果志向 ~放浪家坂木さんの足跡~

    103 タイ南部ハジャイの街中にあった中華系仏教寺院『慈善寺』 カテゴリ:【Thai タイ】Songkhla ソンクラー 華僑もたくさん住むタイでは、中華風の祠を見かけることも少なくはない。大きな街なら必ずと言っても良いほど見かける。だがハジャイの街を歩いていて見かけたこの中華風の寺院は、道観すなわち道教寺院ではなく、仏教寺院のようだった。 中国でよく見かける木造の寺院ではなく、石造りのようだ。その威容に惹かれて、少し立ち寄ってみた。 とりあえず結構大きくて、近くからだと広角レンズを使わないと全容がカメラに収まらない。ちなみに少し離れて全容を撮ろうとすると、どうしても電線に邪魔をされた。 中華の建築様式にはあまり詳しくないが、清代の江南や潮州風っぽい? 中は広くて涼やかだった。ご尊は中央にある茶色の観音菩薩のようだ。大仏様ではないが、均整の取れたスタイルの仏像だった。 ただし最奥には道教

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    hirari58 2019/10/03
  • 私が台湾で一番気に入った夜市『基隆廟口夜市』 : 最果志向 ~放浪家坂木さんの足跡~

    930 私が台湾で一番気に入った夜市『基隆廟口夜市』 カテゴリ:【Taiwan 台湾】基隆 台湾の都市には、大抵夜になると露店街、すなわち夜市が立つところがある。大きな街では複数の夜市がたつことも多いのだが、それぞれ規模や客層が違ったり、特色があったりして、雰囲気が異なる。それが楽しくて、私も一般的な旅行者にしては結構多くの夜市を訪れているほうだとは思う。 そんな中でも、私的にはトップクラスに良い夜市と思えたのが、基隆の廟口夜市である。基隆最大の代表的な夜市だ。近くにある奠済宮という廟の門前町がその名の由来である。 基隆は首都台北の外港、すなわち台湾北部の海の玄関口として栄えた港町である。しかしあまり観光客向けというイメージはなく、地元の人々が圧倒的に多いようだった。台北からは日帰り観光の圏内であるせいか、夜に基隆で過ごそうという海外からの観光客はそれほど多くはないのかも知れない。 夜市の

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    hirari58 2019/10/01
  • シー・タンマソーカラートの公園 : 最果志向 ~放浪家坂木さんの足跡~

    928 シー・タンマソーカラートの公園 カテゴリ:【Thai タイ】Nakhon si Tammarat ナコンシータンマラート ナコーンシータンマラートの街を南北に貫く大通りラーチャダムヌン通りを乗り合いソンテウに乗って走っていると、古い城壁らしきものを見かけたので、降りてみることにした。 そしてこれは城壁のすぐそばにあった公園の像。なんだか立派な像である。 シー・タンマソーカラートの像だと書いてあるようだ。後で知ったことだが、この公園自体、シー・タンマソーカラート記念公園というらしい。 カラートは王様(~~王)という意味?それとも固有名詞の一部?よくわからなかったが、とりあえず街の名前に似た名前だと思った。後に調べて知ったことだが、このシー・タンマソーカラートはナコンシータンマラートを作った人で、地名の由来でもあるとのこと。 そういえばタイの王朝といえば有名なスコータイやアユタヤー、そ

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    hirari58 2019/09/28
  • 【音遊び】『はなまるぴっぴはよいこだけ』を自動演奏ピアノに弾かせてみる  : 最果志向 ~放浪家坂木さんの足跡~

    925 【音遊び】『はなまるぴっぴはよいこだけ』を自動演奏ピアノに弾かせてみる カテゴリ:【作曲・編曲】 『はなまるぴっぴはよいこだけ』は数年前にやっていたアニメ『おそまつさん』の第一期のオープニング曲です。 特に熱狂的ファンというわけではなかったのですが、なぜかこの曲だけが数年経った今でもたまに頭を駆け巡るので、ちょっと遊んでみることにしました。 レトロゲームの曲は最大同時発音が少ないのでなんとかなったりもしますが、基的に私には絶対音感もないので耳コピが苦手です。ですから、なんとな~くメロディとベースラインとコードを感覚で拾って、適当な伴奏を付けただけです。原曲と違う音や不協和音などはご容赦ください。 元々ギターソロが入っていた間奏部分(2:00周辺)は若干逝っちゃった感がありますが、まぁこれもこういう遊びだと思ってください…。 「【作曲・編曲】」カテゴリの最新記事

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    hirari58 2019/09/26
  • 巻きが多い太極図 : 最果志向 ~放浪家坂木さんの足跡~

    921 巻きが多い太極図 カテゴリ:【China 中国】四川省 四川省成都の青羊宮にあった太極図。陰陽太極図とか太陰太極図、陰陽魚などと呼ばれ、モンゴルや韓国、あるいはチベット亡命政府の国旗や、そのほか中華圏やその影響の強い東~中央アジアでも、いろいろなところで見かける図案である。 ただ、この太極図は少し巻きが多い。普通よく見かけるのは勾玉が二つ組み合わさったように、陰陽ともに半周するものであるが、こちらは一周以上している。 ただ、この図の由来やいつ頃から使われていたのかははっきりしていないようだ。少なくとも現時点で太極図が確認される最古の文献は、周敦頤の著した『太極図説』だそうだが、作者が発案したのか、世の中で使われていたのをまとめたのかはわからない。 太極図説は宋代、つまり11世紀頃の文献であり、それ以前の文献には触れられていないことから考えると、太極図自体は道教の歴史を鑑みても比較的

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    hirari58 2019/09/22