今日も今日とてリベラルが負けると、まろびでてくる「国民は愚かなり!」という叫び声。毎度の恒例行事でうんざりなのだが、今日は今どきのリベラルな愚民論の解剖をお送りする。どうして愚民論が生まれるのか、そして愚民論がもたらす全体主義について。これから私が書くことは単なる「はいはい、日本のリベラルはすぐ自分たちの正しさが理解されないと、その不快感に耐えきれなくなって、国民は愚かだといい出して、民主主義を奉りながら民主主義のショートカットばかり考えるね」という話ではない。なぜそうなるか根本的な原因だ。 しかし、実は私がうんざりしているのは、「国民が愚かなり!」という叫びそのものではない。むしろ逆だ。というのは――
![【読み放題対象】リベラルは衰退しました ~普段は「国民の声をきけ」「民意は正義!」としている癖に、自分に民意が味方しないと「国民は愚かなり」とするリベラルのみなさんたち~「ゆるふわ愚民論」|丹羽薫ちゃん](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/9a5380be2e19b5779e3342cadee8ca547b30a222/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fassets.st-note.com%2Fproduction%2Fuploads%2Fimages%2F65590680%2Frectangle_large_type_2_094af7179f9bbbae5eafbedbfaf5e136.jpg%3Ffit%3Dbounds%26quality%3D85%26width%3D1280)