2017年7月、東京都文京区で始まった、子どもの食の支援プロジェクト「こども宅食」。。生活が厳しい家庭に、定期的に食品を届ける事業である。ふるさと納税による寄付や、企業からの寄付食品などを活用し、現在は550世帯以上の親子に食品を提供している。 文京区「こども宅食」は、いわゆるコンソーシアムである。東京都文京区を始めとした6団体が、平等な形でつながって、事業に携わっている。筆者はこのプロジェクトの、食の分野に関するアドバイザーを務めている。 文京区「こども宅食」の事業運営スキーム(こども宅食応援団提供)このたび、この「こども宅食」が全国展開される運びとなった。一般社団法人こども宅食応援団(佐賀県佐賀市)を設立し、資金調達にはふるさと納税制度を活用し、返礼品は用意せず、全てを事業推進に活用するという。2018年11月28日には厚生労働省記者クラブで、事業についての記者会見が開催された。 なぜ
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