Popular Science:世界ではじめて、DNAシーケンシング(塩基配列決定法)が緊急医療の診断と処置に使われました。これは、DNAシーケンシングにとって大きな一歩です。この技術が、迅速に適用でき、患者を直接救えることがわかったのです。 DNAシーケンシングが研究や遺伝子カウンセリングに有用なのはわかっていましたが、これまで、この技術を緊急性の高い感染症の診断と処置に使った人は誰もいませんでした。こうした技術が普及するにはまだ時間がかかるだろうと、ニューヨーク・タイムズは報じています。とはいえ、DNAシーケンシングが、非常に稀な感染症や、症状からはわかりにくい病気の診断に使えることがわかりました。ニューヨーク・タイムズは「ライム病」を例に挙げています。 今回のケースでは、14歳の少年ジョシュア・オズボーン君が、2013年の夏、深刻な事態に陥ったことに始まります。体液が脳に集まり、重度
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