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ブックマーク / xtech.nikkei.com (17)

  • 「ずっとむなしい、なにもなく終わる・・・」 マツダの天才エンジン技術者、大逆転の軌跡(前編) | 日経 xTECH(クロステック)

    の自動車技術者で、最も有名な一人が人見光夫だ。エンジン一筋38年。マツダ躍進の中核を担う、「スカイアクティブ(SKYACTIV)」エンジンの開発を率いてきた。世界シェアが2%に満たない“小兵”のマツダが、世界のエンジン開発競争で先頭を走る――。10年前、誰が想像しただろう。 人見がマツダに入社したのが1979年。スカイアクティブの実用化が2011年だ。57歳になっていた。会社人生の最終コーナーで、華々しい成果を生み出した。天才技術者とも称される。だが入社して長い間、ふてくされていた。 モチベーションなんて、なかったですよ。ずっとむなしいだけ。金くれるんだからまあいいわ、くらいに思って働いてました。 ひとみ・みつお。1954年生まれ。岡山県出身。1979年東大院修了後、東洋工業(現マツダ)に入社。一貫してエンジン開発に携わり、2000年パワートレイン先行開発部長。2011年執行役員、20

    「ずっとむなしい、なにもなく終わる・・・」 マツダの天才エンジン技術者、大逆転の軌跡(前編) | 日経 xTECH(クロステック)
  • 過労による精神疾患でワースト1、IT業界が変われない理由

    過労によるうつ病などの精神障害(精神疾患)は20人、うち自殺は4人(未遂含む)――。 これは、IT企業を含む情報通信業の従業員が、業務による過労自殺等として2015年度に東京都内で労災認定された数である(東京都には、情報通信業に属する全国の従業員の50%超が集積している)。 従業員数当たりの比率では、精神疾患、自殺ともに他産業の2倍以上。特に精神疾患の割合では、建設業などを超えてワースト1である。もちろんこの数字は氷山の一角であり、労災の申告や認定に至らなかったケースも多数あるだろう。 東京労働局が2016年9月に過労自殺と認定した電通社員の一件をきっかけに、広告業界における過酷な長時間労働がクローズアップされた。だが、過労による精神疾患や自殺については、IT業界はワースト1の劣等生、と言わざるを得ない。 「IT業界は、長時間労働が最もひどい業種の一つ」。労働時間を監督したり労災を認定した

    過労による精神疾患でワースト1、IT業界が変われない理由
  • 「iPhone」がもうかる本当の理由 | 日経 xTECH(クロステック)

    イノベーションを生み出し続ける米Apple社は、業績面でも超が付くほどの優良企業だ。直近の2014年度(2014年9月27日を末日とする会計年度)では、売上高が約18兆円、営業利益率が約30%と驚異的な数値をたたき出している。 革新的な製品である「iPhone」が、莫大な売り上げをもたらしていることは理解できる。しかし、30%もの営業利益率を実現している理由は、あまり知られていないのではないか。一般に、販売台数が多いからといって、必ずしも利益率が高いとは限らない。Apple社には、もうかるための仕組みがある。そして、それは1970~1980年代の古き良き日のメーカーが実践していた設計手法と極めて似ているのだ。 現在、日のメーカーは、「技術力はあるのにもうからない」「コンペで負ける」といった課題を抱えている。そうした状況を打破するためにも、Apple社のもうかる仕組みを学び、自社に取り入

    「iPhone」がもうかる本当の理由 | 日経 xTECH(クロステック)
  • 米IntelのCEOとして「Wintel」時代を築いたAndy Grove氏が死去

    米IntelでCEO(最高経営責任者)や会長を長く務めたAndy Grove氏が2016年3月21日(現地時間)に死去した。79歳だった。Grove氏は1979年にIntelの社長に就任すると同社のビジネスをメモリーからプロセッサへと転換。CEOを務めた1990年代にはプロセッサのIntelと「Windows」の米Microsoftの2社でパソコン市場を支配する「Wintel」時代を築いた。 1936年にハンガリーで生まれたGrove氏は1956~7年頃に米国に移住し、カリフォルニア大学バークレー校で博士号を取得した後、シリコンバレーの半導体会社である米Fairchild Semiconductorに1963年に就職。FairchildのR&D部門で後にIntelを創業するGordon Moore氏に仕えた。Moore氏とRobert Noyce氏が1968年にIntelを創業すると、Gr

    米IntelのCEOとして「Wintel」時代を築いたAndy Grove氏が死去
  • AIから長寿まで、ペイパル創業者ピーター・ティール氏の飽くなき野心

    最近調べものをしていると、米ペイパル共同創業者のピーター・ティール氏の名前を見かけることがいやに多い。今さらながら彼の突き抜けたインテリジェンス、というか、エキセントリックさに驚かされる。 ティール氏を含むペイパル創業メンバーは「ペイパル・ギャング」と呼ばれることがある。このグループは、米リンクトインを創業したリード・ホフマン氏や米テスラモーターズのイーロン・マスク氏ら、成功を収めた起業家を何人も輩出している。ティール氏は米フェイスブックの初期の投資家でもあり、その風変わりなさまは同社の創業物語を描いた映画「ソーシャル・ネットワーク」でも伝えられていた。 彼の名前を見つけたのは、AI人工知能)研究を行う米カリフォルニア州バークレーの研究機関、MIRIの寄付者としてだ。MIRI(Machine Intelligence Research Institute)は、AIが人間に脅威を与える存在

    AIから長寿まで、ペイパル創業者ピーター・ティール氏の飽くなき野心
  • 「こんなもの、おもちゃだ」と批判されるのが破壊的イノベーション

    「既存の顧客からみると性能が低下した製品に思えるのが破壊的イノベーションだ。このため、破壊的イノベーションの製品が出始めのころは『こんなものはおもちゃだ』と呼ばれることが少なくない」。 関西学院大学専門職大学院経営戦略研究科の玉田俊平太教授(写真1)は2015年8月8日、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科(慶應SDM)が開催した公開講座「デザインと経営の未来:経営学者とデザイナーが語るイノベーションの理論と実践」で講演し、破壊的イノベーションについてこう述べた。 玉田教授の講演タイトルは「日のイノベーションのジレンマ~破壊的イノベータになる7つのステップ~」。イノベーションのうち、特に破壊的イノベーションについて解説し、日企業が陥っているイノベーションのジレンマについて説明した。玉田教授は米ハーバード大学でマイケル・ポーター教授やクレイトン・クリステンセン教授の指導

    「こんなもの、おもちゃだ」と批判されるのが破壊的イノベーション
  • ピンチに強いSEは「どうしたら良いでしょうか」と言わない

    今年から「SEは自らの手で明日を切り開け!」シリーズを書いている。第1回(SEは20代でSE人生の8~9割が決まる)は、SEは20代にどんな仕事をしたか、どんな先輩や上司仕事をしたか、そのSEの生い立ちがSE人生を大きく左右すると述べた。第2回(20代にマルチで仕事をしたSEは早く成長する)では、SEは若いうちにマルチで仕事をすることが重要であると述べた。 連載には、多くの賛同のコメントを頂いた。コメントの中には「納得がいかない」というものも2、3あったが、いずれにしても多くの読者の方々が何か感じていただければ幸いである。そこで今回は第3回を書く。 問題にはケースバイケースの対応が要求される SEは仕事をしていると、いろんな問題にぶつかる。例えば、システム開発で要件が増えそうになった、プロジェクトのスケジュールが遅れた、コストがオーバーしそうになった、難しいバグにぶつかった、また顧客の部

    ピンチに強いSEは「どうしたら良いでしょうか」と言わない
  • コーチングの神様が、マネジメントの神様ドラッカー氏に学んだ「未来のリーダー像」を明かす

    コーチングの神様が、マネジメントの神様ドラッカー氏に学んだ「未来のリーダー像」を明かす ITmedia Virtual EXPO 2013でバーチャル講演 「過去のリーダーは教え方を知っていますが、未来のリーダーは『聞き方』を知っています」──。「コーチングの神様」の異名を取るマーシャル・ゴールドスミス氏が、「マネジメントの神様」と呼ばれたピーター・F・ドラッカー氏から学んだことは、これだった。 2013年9月11日から30日までネット上で開催されているバーチャルイベント「ITmedia Virtual EXPO 2013」で、米国における「エグゼクティブコーチングの先導者」と称えられるマーシャル・ゴールドスミス氏が基調講演を行っている(こちらのサイトから視聴可能)。同氏はこれまでFord Motorをはじめ、GoogleやUBSなどでエグゼクティブ開発に携わってきた実績を持ち、今も指導の

    コーチングの神様が、マネジメントの神様ドラッカー氏に学んだ「未来のリーダー像」を明かす
  • システム思考と逆算思考を活用できる表現技法「プロセスフローダイアグラム」

    インフロー/アウトフローという考え方に基づく「システム思考」と、ゴールから現在地に向かってプロセスを描く「逆算思考」の二つを活用してプロセスを設計するためには、優れた“表現技法”が必要となります。そのための有用なツールが「プロセスフローダイアグラム」(Process Flow Diagram、PFD)です。今回はこれについて解説します。 PFDは、システムクリエイツの清水吉男氏によって、 ソフトウエア構造化設計の技法である「データフローダイアグラム」(DFD)をヒントに開発されました。表記法がシンプルであるため扱いやすく、汎用性が高いのが特徴です。例えば、「ビジネス書出版プロセス」をプロセスフローダイアグラムを使って実際に描いてみると図1のようになります。

    システム思考と逆算思考を活用できる表現技法「プロセスフローダイアグラム」
  • 「数百万円で制作したアプリが数億円の売り上げ貢献」、ドミノ・ピザのマーケティング部長

    「今や、宅配ピザはおいしさだけでは競合他社と勝負できない。オンラインで売る場合はなおさらだ」---。2013年7月25日、都内で開催されたイベント「MOBILE & SOCIAL WEEK 2013」に、ドミノ・ピザ・ジャパン 執行役員マーケティング部長の池田健二氏(写真)が登壇。同社が自社ECサイトや注文アプリなどをプラットフォームとして実施しているオンラインマーケティングの事例を紹介した。 池田氏によると、現在、同社の宅配ピザの全オーダーのうち、約50%がPCサイトやスマートフォンサイト、携帯電話サイトからのオンラインオーダーだ。ここ1年ではスマートフォンからのオンライン注文が増加。2011年度には全体の7%程度だったスマートフォンからのオンラインオーダーの比率は、2012年度には17.6%になり、現在は20%を超えた。オンラインオーダー全体の割合は「将来的には70~80%になるだろう

    「数百万円で制作したアプリが数億円の売り上げ貢献」、ドミノ・ピザのマーケティング部長
  • すごい現場

    皆はどんな現場で,どんな仕事をしているのだろう。何に悩み,どうやって乗り越えているのだろう。プロの仕事とそうでない仕事の境目はどこにあるのだろう。システム開発や運用の現場を歩き,そこで見聞きした面白い話,感動的な話,すごい話を紹介します。 ・大企業からベンチャーまで ぼくはこんな現場を歩いてきた ・SEを潰した値引き 信頼も連帯感も消えた ・期限は明日――若手SEの気迫を見た ・寝不足のプレゼン ドリンク剤も効かず ・中国の開発現場もすごい 若き社長が率いる修羅場 ・オンラインダウン発生! あの日,何もできなかった ・建築設計事務所で見た 巨匠のすごいレビュー ・コンサル泣かせの現場 “小さな王国”の弊害 ・逝去した巨匠への追悼 感激したあの言葉 ・人の話を聞かない40代 あるコンサルの失敗 ・過ぎたるは及ばざるがごとし 作りすぎたRFPの悲劇 ・人間万事塞翁が馬 得難いレクチャーの裏事情

    すごい現場
  • ITエンジニアの「やってはいけない」---目次:ITpro

    設計・実装から運用,メソドロジまで,最新アンチパターンを徹底解説 先輩から教わったことのなかに多くの「やってはいけないこと」(アンチパターン)があるだろう。だが,その理由を問われると,うまく説明できないことがあるのではないだろうか。突き詰めて考えると,状況によっては「やっても構わない」こともあるし,技術の進化に伴い「やれるようになってきた」こともある。そこで設計,実装,テスト,運用,メソドロジの各分野について,取材を通じて浮かび上がった最新アンチパターンを徹底解説する。テーマごとに「どれくらいやってはいけないか」のレベルも表した。レベル3~レベル1の3段階あり,レベルの数字が大きいほど,やってはいけない度合いも大きい。 関連サイト: ■設計編 ■メソドロジ編 ■実装編 ■テスト編 ■運用編 ■サーバー運用編 ■データベース編 ■セキュリティ編 ■記録メディア編 ■方式設計編 ■内部統制編

    ITエンジニアの「やってはいけない」---目次:ITpro
  • 上流工程-見積もり---目次:ITpro

    新法で「アプリストアを競争状態に」の現実味、公取委はAppleGoogleと長期戦も 2024.05.16

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  • 第6回 アプリマーケットのSEO、登録数増加で重要に

    ユーザーがアプリを探す時の経路としては、主にマーケット内の「ランキング」や「カテゴリ」などが挙げられる。だがApp Store、Google Playいずれも60万と言われているように、マーケット内のアプリ登録数は日々増大を続け、ユーザーがリンクを選んで目的のアプリを見つけるには、限界が訪れている。 そこで新たな経路として注目を集めているのが、キーワード検索からの流入である。実際、各マーケットのキーワード検索による順位付けには、どのような傾向の違いが見られるのだろうか。 アプリ数の増加でキーワード検索が重要に キーワード検索は、ユーザーがアプリを探す時に利用する新たな経路として、最近注目されるようになってきている(写真1)。なぜキーワード検索が注目されるようになったかといえば、Webサイト検索の変化を考えれば分かりやすいだろう。 インターネット黎明期のころ、Webサイトを探すには、主にカテ

    第6回 アプリマーケットのSEO、登録数増加で重要に
  • メンタルヘルス不調者の7割が上司や人事に相談できず、主要因はマネジャーの力不足やパワハラ

    メンタルヘルス不調という「心の病」は、IT業界が抱える、解決の糸口が見えない根深い問題──。そうした厳しい現実を改めて浮き彫りにするアンケート結果が出た。この問題から目を背けないためにも、結果をきちんと検証したい。 今回の「ITpro会員100万人に聞く!ICT大調査」ではメンタルヘルスについて質問した。すると1週間のアンケート期間中に、これまでで最大の583人から有効回答を得た。メンタルヘルス問題に対する関心の高さがうかがえる。回答者の約60%が40~50代であり、中間管理職(ミドル)層の問題意識が高いのも特徴だ。 最初に結果を要約すると、こうなる。 「回答者の約40%がメンタルヘルスに不調を感じ、多くの人は5年以上も前から慢性的に苦しみ続けている。だが不調を感じる人の約70%は、上司や人事部門に相談できず、悩みを抱え込んでしまったまま。メンタルヘルス不調の主たる要因には『マネジャーの能

    メンタルヘルス不調者の7割が上司や人事に相談できず、主要因はマネジャーの力不足やパワハラ
  • 話の腰の折り方にもコツがある

    ■今回からは、商談や会議・ミーティングにおける上手な会話の仕切り方について解説していきます。第1回目は、話の長い人を相手に、いかに会話の主導権を握るかです。 どこの世界でも話の長い人というのは、いるものだ。 私も会議進行のお手伝いをよくさせていただくが、一度しゃべりだすと止まらない人を多く見かける。しかも、そういう人に限ってエライ人だったりするので、始末が悪い。 商談などもしかり。早く題に移りたいのに、まったく関係のない話が延々と続いて、なかなか題を切り出せない。あるいは、すぐに話が飛んでいってしまって、なかなかこちらの要件についてじっくり話ができないことがある。 時間に余裕のある場合はいいが、急を要する場合は困ってしまう。大事なお客さんの話の腰を折るわけにもいかず、あせりながら、ただじっと長話が一刻も早く終わってくれるのを祈るしかない。 私は会議のファシリテーションをしていて、進行上

    話の腰の折り方にもコツがある
  • 「1泊2日の合宿でプロジェクトの成功率は変わる」---専門家が提言

    「厳しい状況に追いやれば、メンバーは自然と結束する。最近、こんな考え方が目立つ。だが、それは間違っている」。デバッグ工学研究所の松尾谷 徹代表は話す。「厳しい状況になるとメンバーは離反する。そうなる前に手間とコストをかけてメンバーをチームにしておく必要がある」。 松尾谷氏はテスト技法の教育コンサルティングのほか、プロジェクト・チームのモチベーション維持・向上についてのコンサルティング業務も手がけている。プロジェクトの成功率を高めるポイントは「腹を割って音を話せる環境を作ること」(松尾谷氏)だという。システム構築プロジェクトの生産性が、メンバーの意欲やチームの結束力で大きく変わるからだ。 システム構築プロジェクトにはユーザー企業、ベンダー、さらにその下請けベンダーなど、複数の企業の様々なメンバーが参加する。異なる考え方や文化を持つメンバーの間で、どうやって信頼関係を作り上げるか。必要なの

    「1泊2日の合宿でプロジェクトの成功率は変わる」---専門家が提言
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