AとBの二つの事象を覚えると、「A」、「B」、「Aから見たB」、「Bから見たA」というように、「事象」と「事象の連合」がうまれ、記憶した内容に、四つ(二の二乗)の効果が生まれるわけです。このように、記憶力の相乗作用には、一般的に「累積(べき乗)の効果」があります。 --- たとえば、いま皆さんは成績が1のところにいるとします。そして、勉強の目標成績を1000に定めます。勉強してランクが上がると、成績は2になります。さらにもう勉強をして、もう一ランク上がると、成績は4になります。こうして、努力をして続けていくと、成績は8,16,32,64と少しずつ累積効果を示してきます。 しかし、こんなに努力をしたにもかかわらず、現在の成績はまだ64です。目標の1000に比べれば、スタートの成績からほとんど上昇していないかのように思えます。ですから、皆さんの多くは、この時点で「なんでこんなに猛勉強をしている
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