突然だが、6月4日から昨日まで中国の深センに行っていた。 この記事を書いた知人が「今度は深センに行く」というので、同行させていただいたのだ。 深センは香港のすぐ北にある都市だ。緯度としてはベトナムのハノイ、バングラデシュ、インドのムンバイなどとさほど変わらず、日本からはかなり南に位置している。 空港はあるが、今回は香港まで飛び、その後陸路で深センに渡った。 香港で1回、さらに深センに入るときに1回入国審査があり、飛行機に乗っている時間は4時間程度だが、深センの市内にたどり着くまでは、羽田から7、8時間はかかる。 街は「東南アジア」といった風情で、非常に蒸し暑く、お世辞にも快適とは言えない。 また、もしかしたら「深セン」といえば、日本の製造業の工場がある場所、というイメージをもつ方もいるかも知れない。 だがそれは20年前の話だ。現代の深センは全くそれとは異なる。 現代の深センは人口約1300