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2020年4月15日のブックマーク (1件)

  • スマホ用も医療用も 日本一の綿棒メーカーの底力

    耳掃除やメークなどで何げなく使われる日常用品の綿棒が、工業用、手術用と用途を広げている。技術革新を続けているのは半世紀以上にわたって綿棒を作り続ける、大阪府富田林市に社を置く「山洋」だ。品ぞろえは400種類以上、トップメーカーとして国内シェアの半分近くを占める。「たかが綿棒、されど綿棒」。革新の理由には倒産の危機や先行メーカーの存在をはねのける逆転の発想があった。 (大島直之) つまようじの技術を流用 年間30億。同市内の企業団地にある山洋の社工場で生産している綿棒の数だ。塵(ちり)やほこりが入らないよう厳重に管理された工場内には50もの製造ラインがある。紙の軸棒が流れ、ひも状の綿が細かく裁断されると綿菓子のように一瞬で素早く巻き取られていく。 ひとえに綿棒といっても赤ちゃん用のやさしい肌触りの綿棒や軸におみくじが書かれている遊び心あふれる綿棒、医療用綿棒など多様な品ぞろえ。営業部の

    スマホ用も医療用も 日本一の綿棒メーカーの底力