2020年2月13日のブックマーク (2件)

  • マカロニえんぴつの新曲『恋人ごっこ』からOasisに似た雰囲気を感じる(歌詞・レビュー・感想・評価) - オトニッチ

    どこかで聴いたことある気がする マカロニえんぴつの新曲『恋人ごっこ』を聴いた。良い曲だと思った。 バンドの個性も感じる。聴けばマカロニえんぴつの曲だとわかる。実力も個性もある。若手バンドの中で最も注目されていることも納得だ。 『恋人ごっこ』のMVではボーカルのはっとりが女優とイチャついてチューをヤりまくっている。キャリアが必要な大人の恋をしている。はっとりは世界を独り占めしているのだ。 曲もMVも良いのだが、なぜか懐かしさを感じる。新曲のはずなのに、どこかで聴いたことがある気がする。 ストリングスの奏でるメロディ。エレキギターの音色。何かと似ている気がする。 何度か聴いて気づいた。 これはOasisだ。 Oasis『Whatever』 『恋人ごっこ』のサウンドがOasis『Whatever』に似ているのだ。おそらく意識してサウンドを取り入れたオマージュだと思う。 Oasis自体が日でも人

    マカロニえんぴつの新曲『恋人ごっこ』からOasisに似た雰囲気を感じる(歌詞・レビュー・感想・評価) - オトニッチ
  • 一期は夢よ ただ狂へ 〜「光秀の定理」垣根涼介 - ことばを食する

    「光秀の定理」(垣根涼介、角川文庫)を読みながら、ひさびさに小説というものを満喫しました。個性豊かな人物たちの造形と展開は見事で、しばしば味わい深い。わたしは垣根さんは初読でしたが、最後のページを閉じて思わず「これは、これは...」と、心の中で賛辞を贈っていました。面白い!。 京の辻にむしろを広げ、通行人相手の博打で銭を稼ぐ坊主・愚息。剣客として名を挙げようと京にのぼりながら、辻斬りまがいの強盗に落ちぶれた兵法者・新九郎。この二人に、没落して浪人同然になった明智光秀が絡み、足利義輝惨殺、信長の台頭と光秀の出世、そして秀吉の治世まで物語は進みます。 愚息と新九郎は架空の人物と思われます。個性的な二人を軸に対比させることで、光秀の人間像がよりすっきり浮かび上がります。各場面、細部の筆運びや事象の掘り下げが読ませるので飽きないし、彼らを通じて随所に出てくる歴史観や人間観はなかなか味があります。

    一期は夢よ ただ狂へ 〜「光秀の定理」垣根涼介 - ことばを食する