「全員陰性」の漁船で集団感染 洋上のミステリー―アルゼンチン 2020年07月15日06時52分 14日、アルゼンチン南端ティエラデルフエゴ州のウシュアイア港に停留した漁船「エチゼン丸」(AFP時事) 【サンパウロ時事】南米アルゼンチン南端に位置するティエラデルフエゴ州の保健当局は13日、沖合で操業していた漁船「エチゼン丸」内で新型コロナウイルスの集団感染があったと発表した。乗組員は全員、出航前検査で陰性が確認されていた上に、船は1カ月余り洋上で孤絶。感染源は謎で、関係者は首をひねっている。 コロナ空気感染の可能性、世界の科学者239人が警鐘 当局によると、エチゼン丸は出漁前に検査に加えて乗組員を2週間ホテルで隔離し、万全の態勢で州の拠点都市ウシュアイア港を出発。外洋で操業していたが、船内に新型コロナ感染症が疑われる病人が発生したため11日に帰港した。出航後に陸地との接触は一切なかったにも
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