Perfumeの三人がそれぞれ世界3都市で行ったパフォーマンスを生中継で融合させた、「NTT docomo FUTURE EXPERIMENT」プロジェクト。ビョークが日本科学未来館で見せた、リアルタイム360°VRストリーミング配信。ブライアン・イーノのPVとして生まれた、人工知能を使ってニュース画像から人類の記憶を連想する映像システム。これらすべてを手掛けるのが、菅野薫だ。 ライブで起こる出来事と映像を融合させて生まれる表現は『リオ2016閉会式 フラッグハンドオーバーセレモニー』でも注目され、2020年の「東京2020 開会式・閉会式 4式典総合プランニングチーム」への参加も決定している。その彼が、映像表現の明日を担う才能を発掘、支援する『MEC Award 2018』のゲスト審査員を務めるという。その審査会場を訪ね、菅野自身の発想の源と、次の新しい映像表現について語ってもらった。