「2009 International CES」の初日に行われたソニーの基調講演で,chairman and chief executive officerであるHoward Stringer氏は,今後エレクトロニクス・メーカーが家電市場で成功するための七つの要件(imperatives)を明らかにした(発表資料)。その中の一つは「消費者は,あるメーカーの機器と異なるメーカーのサービスに互換性があることを期待する。このため,標準規格(オープン・スタンダード)への対応が望ましい」と述べて,視聴者の驚きを呼んでいた。特に米国市場で,ソニーはこれまでどちらかというと独自技術を強調する企業というイメージが強かったためである。 Stringer氏の今回の基調講演で,ソニーの新たな方向性が見えたのは,同氏が米chumby industries社(chumby社)と提携して,新型のデジタル・ピクチャー・
![【CES】「家電のオープン化」目指すchumby社と手を組むソニー,Samsung社](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/bed39b5962a5d552c95b6d796db8f55e72d32943/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fxtech.nikkei.com%2Fimages%2Fn%2Fxtech%2F2020%2Fogp_nikkeixtech_hexagon.jpg%3F20220512)