AP通信によると、「ソウルの女王」と呼ばれた米音楽界を代表する黒人女性歌手、アレサ・フランクリンさんが16日、ミシガン州デトロイトの自宅で死去した。76歳だった。これまでにも体調悪化が伝えられ、今春には音楽フェスティバルの出演やコンサートが直前になって医師の診断でキャンセルされていた。 1942年、テネシー州メンフィスで生まれ、デトロイトで育った。美声で有名な牧師を父親に持ち、幼少時から教会でゴスペルを歌って過ごした。61年にデビュー。66年にアトランティック・レコードに移籍し「貴方だけを愛して」「リスペクト」などが大ヒットした。(共同)