英ロンドンのダウニング街で、ストリートパーティーを主催するキア・スターマー首相夫妻(2025年5月5日撮影)。(c)Stefan Rousseau / POOL / AFP 【7月18日 AFP】英国政府は17日、選挙権が得られる年齢を現行の18歳から16歳に引き下げると発表した。この画期的な変更により、英国の選挙権年齢は世界最年少の水準となる。 与党・労働党は昨年に政権を獲得する前から、選挙権年齢の引き下げを民主主義改革の一環として公約に掲げていた。 主に投票率の低さを理由に、英国の民主主義は「危機にひんしている」とも言われている。 だが、選挙権年齢の引き下げは物議を醸しており、新たに有権者に加わる16~17歳の若者は、中道左派の労働党を支持する可能性が高いと見られているため、この変更は自己中心的なものだと批判されていた。 キア・スターマー首相は、「16歳と17歳の若者に選挙権を与えるこ
