熊切秀典はすこしまえの秋冬コレクションでVANとコラボレートした。将来のトラッドウェアをつくりたいぼくのなかで、それは避けてとおれない道でした、と語る熊切がVANにみたのは、イミテーションのしたたかさだった。 熊切秀典はすこしまえの秋冬コレクションでVANとコラボレートした。将来のトラッドウェアをつくりたいぼくのなかで、それは避けてとおれない道でした、と語る熊切がVANにみたのは、イミテーションのしたたかさだった。 厳格な家庭に育った熊切に若者の文化を教えてくれたのは村上春樹だった。 「読み物としてはもちろんのこと、そこに描かれたすべてのセンスに魅せられました。音楽の影響も受けましたが、なかでも服の描写がじつに緻密で夢中になった。トラッドへの愛がにじみ出ていました。文学賞(群像新人賞)でVANのオリーブグリーンのコットンジャケットに袖をとおしたのを知って、あぁ、あの小説のあの記述はVANの
5月5日は「端午の節句」。全国的には“柏餅”や“ちまき”を食べるのが一般的ですが、北海道ではなぜか「べこ餅」が定番。一体、べこ餅ってどんな餅?函館の老舗「丸井 栄餅本店」にお話を伺いました。 明治33年創業の老舗餅菓子店 ▲仕事は職人ながら、人柄は気さくなご主人の佐藤秀昭さん 函館市の西部地区にある「丸井 栄餅本店」は、明治33年の創業。函館大火や第二次世界大戦などを経て、116年もの間、地域の内外に愛され続けている餅菓子の老舗です。現在のご店主、佐藤秀昭さんは4代目。 「明治の頃、函館は東京以北最大の街でした。ハレの日に餅は欠かせませんでしたから、函館は昔から餅屋の多い街でもありました。この辺りも専門店が随分とあったのですが、今や寂しくなりましたね」。 ▲昭和8年の古地図(復刻版)にも「さかゑ餅」の店名を確認することができる うるち米や餅米を挽く米粉は自家製粉、餡も自家製。道具は少しずつ
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