最近めっきりモノを買わなくなったなあ、という方も多いのではないでしょうか。 私もそんな一人で、一時期はワンシーズンに10万円単位のお金を使っていた洋服代も、今となってはピーク時の1/4以下ほどで十分満足できてしまっています。 たまに「何に一番お金を使ってるんですか?」と聞かれて振り返ってみると、交際費やイベント、サロンなどの無形物が大半を占めていることに気づきます。 そもそも引っ越しに際してダンボール7、8個で収まるレベルでモノを持たない生活をしているので当たり前ではあるのですが、たしかに私もモノを買わなくなっている若者の一人なんだなあ、と個人レベルでも感じています。 小売の人間として悲しい現実ではありますが、今後こうした流れがさらに加速していくことは確実です。 今、「買う」の意味が変わりつつあるしかしこれまでの小売が新しい時代の流れに苦戦する一方で、新しいモノの届け方が生まれ始めています