沖縄の玉那覇味噌での一コマ。近々沖縄特集をやる予定 醸造家って、いい生き方だなあ。 発酵の世界に入って以来、そう強く思うようになった。 僕が今いる山梨には、ワインや味噌を始め、お酢や酒、パンなどなど、たくさんの醸造家がいて、日々彼らと時間を共にしている。地方行っても訪ねるのはもっぱら醸造家、海外行っても行き先は醸造メーカー。 なぜかというと、僕にとって醸造家という生き方が一つの理想だからだ。 いやまあ、現場はすごく重労働で、効率的に稼げるわけでもない。売り物ができるまで時間がかかるし、自然条件に振り回されるし、何より微生物というアンコントローラブルな生き物と日々向き合わなければいけない。 つまり面倒くさい。でも、その「面倒くささ」がキモなのであるよ。 確信を持っていうと、100年後にfacebookやgoogleが存在しているかどうかはアヤしいが、味噌屋は存在し続けている(もし存続していな