このマガジンは2016年に始めました。運営当初から方針や内容がコロコロ変わりますが、その変化も含めて楽しんでもらえると嬉しいです。
![幻のボイシーの話|はあちゅう](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/05510b0aebc2588d680c5aab1a463320cf059858/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fassets.st-note.com%2Fproduction%2Fuploads%2Fimages%2F5856779%2Frectangle_large_e58b296980ae9a5b4ca90c0338ff5dfd.jpg%3Ffit%3Dbounds%26quality%3D85%26width%3D1280)
の解説を書かせていただきました。 == ●誰かの「当たり前」を更新し続ける人になりたいはあちゅう 疲れている時に、文字は体の中になかなか入ってきてくれない。毎日数冊ずつ本を読む活字中毒者の私でも精神的、あるいは肉体的に疲れきった状況では本が読めなくなるのだ。目で文字の並びは追えていても、メッセージが体の中に響いてこないし、小説なら登場人物の名前と設定が頭の中でごちゃごちゃになってストーリーを見失ってしまう。雑念が次から次へと浮かんで、本を「読む」ことは出来ず、ただ眺めているだけになってしまう。 本というのは消化するのに結構な集中力と体力が必要なメディアだと思う。読書は作者との対話、あるいは自分自身との対話と例えられることもあるけれど、人と真剣に向き合うには元気が必要だ。だから本と真剣に向き合おうとすると、頭と体が疲れていない時のほうがいい。 けれど、松浦さんの本は疲れている時でもスラスラと
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