ブックマーク / yuhka-uno.hatenablog.com (7)

  • なぜ「フェミニストはハイヒールを嫌っている」と思われるのか~『王様の仕立て屋』への意見 - 宇野ゆうかの備忘録

    前編では、フェミニストの主張がすり替えられてしまうカラクリについて書きました。後編では、件の『王様の仕立て屋』の回について、思うところを書いていこうと思います。 ※前編はこちら。 yuhka-uno.hatenablog.com togetter.com さて、件の漫画についてですが、「フェミニストの中にはハイヒールを蛇蝎の如く嫌っている人がいる」と思っているキャラクターが出てきても良いのですが、作中でそれを訂正しておかないと、漫画によって誤った認識を広めることになってしまいかねません。 それは、例えるなら、作中でブラック企業の問題を取り上げておいて、キャラクターに「ブラック企業だと言って批判する人の中には、労働を蛇蝎の如く嫌っている人がいますが」と言わせたなら、その後の話の展開はそれで良いのかということです。 スワールトゥのを強要される職場などまずないのに対して(せいぜいのモデルの仕

    なぜ「フェミニストはハイヒールを嫌っている」と思われるのか~『王様の仕立て屋』への意見 - 宇野ゆうかの備忘録
    hiroharu-minami
    hiroharu-minami 2019/12/10
    PCを十分考慮した作品は、時代考証、SF考証のしっかりした作品の良さに通ずる、って視点は面白い。逆に「PC/考証がダメだからこの作品は存在価値がない」と言われないようになるなら、もう言うことはないのだが。
  • なぜ「フェミニストはハイヒールを嫌っている」と思われるのか~すり替えのカラクリ - 宇野ゆうかの備忘録

    『王様の仕立て屋』という漫画の中で、「そういえば フェミニストの中にはハイヒールを蛇蝎の如く嫌っている人がいますけど」というセリフが出てきて、物議を醸していました。 この件について書いてみましたが、長くなりましたので、前編と後編に分けて書くことにします。 togetter.com フェミニストに対して、この登場人物のような認識を持っている人は、実際多くいます。一方で、実際にフェミニストが言っていることは、概ね「ハイヒールの強要をやめよう」なのですね。 欧米においては、カンヌ映画祭において、フラットシューズを履いた女性が入場を拒否されたことから、ジュリア・ロバーツやクリステン・スチュワートがレッドカーペットを裸足で歩くパフォーマンスをしてみせたりします。日においては、『#Kutoo運動』の提唱者である石川優実氏が有名ですが、石川氏も「職場におけるハイヒールの強要」を問題視しているのであって

    なぜ「フェミニストはハイヒールを嫌っている」と思われるのか~すり替えのカラクリ - 宇野ゆうかの備忘録
    hiroharu-minami
    hiroharu-minami 2019/12/10
    「セクハラ気質の人は、性の分野において、自分の領域と他人の領域の区別がつかないので、相手の許可なく他人の領域に踏み込むし、それを拒否されると、自分自身の性、ひいては自分そのものが全否定されたと感じる」
  • 「ユニクロでよくない?」の理由~おしゃれの基準が“服”ではなく“技”になった時代 - 宇野ゆうかの備忘録

    president.jp 上の記事の内容を読んで、以下のブコメを書いたところ、 id:yuhka-uno これについては、『ほぼユニクロで男のオシャレはうまくいく(著:MB)』と『ユニクロ9割で超速おしゃれ(著:大山旬)』、骨格診断とパーソナルカラーの人気に触れていなければならないと思う。 当にMB氏と対談していたので、ちょっと面白かった。 gendai.ismedia.jp gendai.ismedia.jp ユニクロが「ダサくなくなった」のはいつからか?ということについて、ちょうど手元に『「売る」から「売れる」へ。水野学のブランディングデザイン講義 (著:水野学)』というがあり、その中でユニクロのブランディングについて触れられている箇所があるので、引用してみようと思う。 このの中で、水野氏は、ブランド力がある企業の3条件として、 ひとつは、「トップのクリエイティブ感覚が優れている

    「ユニクロでよくない?」の理由~おしゃれの基準が“服”ではなく“技”になった時代 - 宇野ゆうかの備忘録
    hiroharu-minami
    hiroharu-minami 2019/09/22
    「これらは、絵を上手く描けるようになったり、楽器を上手に演奏できるようになったりするのと、同じことなのだと思う。高いブランド物の服というのは、例えるなら、高い画材や高い楽器だ」 ってくだりは良いね。
  • 「人権派」な人の性加害案件を見て、父の精神的虐待を思い出した話 - 宇野ゆうかの備忘録

    www.buzzfeed.com 「人権派」と言われ、弱い立場の人々に寄り添った活動をしてきた人が、セクハラやレイプをしていたことが発覚して、多くの人が「まさか、あの人がそんなことをするなんて」という反応をしているらしい。でも、私は特に驚かない。「ああ、父に似た人なのかな」と思うからだ。 私は今のところ、父が女性をレイプしたという話は聞いたことがないし、私自身が父から性的虐待を受けていたわけでもない。ただ、「反差別」で「人権派」な思想を持っていた父親が、一方で家族を抑圧し、娘の私に精神的に寄りかかって甘えていたことが、この構造と共通した部分があると思うのだ。 あと、最初に言っておくが、この手の人は右にも左にもいる。違いがあるとすれば、周囲の反応のほうだろう。 父は、自分に対する「NO」を受け付けない人だった。なので、私は、娘の好みなどわからない父親が買ってきたダサい服を、もらった時に「あり

    hiroharu-minami
    hiroharu-minami 2019/01/10
    あーこれは自分の身近にあったことでもあり、俺自身にも身に覚えがあったりする部分がいくつもあるのでよくわかる気がするw
  • ポリティカル・コレクトネスは表現の幅を狭めるか - 宇野ゆうかの備忘録

    最近のネット炎上を受けて、竹下は、「表現の幅が狭まってる」「昔はもっと自由にできた」と感じている制作者と、不快な表現に批判的な声を上げるようになった受け手の間で、「分断」が起きていると指摘した。 「ネット炎上→削除」の先にあるもの。小島慶子さんらと「メディアと表現」考えてみた | ハフポスト よくある「最近はポリコレポリコレうるさくて、自由に表現できないよ」というやつだ。でも、それは当なんだろうか。私は、むしろ逆だと思っている。 オードリー・ヘップバーンが主演を務めたことで有名な1961年のハリウッド映画『ティファニーで朝を』に、「ユニオシ氏」という日人(日系人)キャラクターが登場する。ミッキー・ルーニーという白人俳優が「イエロー・フェイス」をして、つり目で出っ歯で眼鏡をかけて、LとRの区別がつかない、いかにもステレオタイプな日人を演じている。 Breakfast at Tiffa

    hiroharu-minami
    hiroharu-minami 2018/12/01
    主張は理解できるものだけれど、PCが表現を萎縮させると言われる時に想定されてるのは「自分ではない誰かが、その人が自明とする理解困難な理由を挙げて次々と表現を禁じる状況」で、そこには答えてないと思うな。
  • ほとんどの女性が性犯罪被害者であることを知った男性に、気をつけてほしいこと - 宇野ゆうかの備忘録

    news.yahoo.co.jp 新潟の女児殺害の報道、胸が痛くてみれません。山口メンバーの件も然り。 私が男性だからか、被害者の声を聞く機会もなく、報道をみても「自分はそんなことしない」で思考停止に陥ってました。実態を知って考えたいので、女性の方、教えて下さい。 未成年の時に、痴漢・性的いやがらせ・セクハラ等を — りょうたっち (@ryoutacchi3) May 16, 2018 Twitterで、りょうたっち (@ryoutacchi3)さんという男性が取った、女性に対して、「未成年の時に、痴漢・性的いやがらせ・セクハラ等を」経験したことがあるかないかと問うたアンケートが、回答者10万票を超えて、ちょっとした話題になっています。閲覧用を選択した人を除けば、およそ8割の人が「ある」と回答する結果になりました。この回答結果は、りょうたっちさんにとっては、とてもショックだったようです。

    ほとんどの女性が性犯罪被害者であることを知った男性に、気をつけてほしいこと - 宇野ゆうかの備忘録
    hiroharu-minami
    hiroharu-minami 2018/05/25
    かなり攻撃的な文章を予想したのだけれど、常識的な事柄を平易に説いていて拍子抜けしたw
  • 『LGBTが気持ち悪い人』の感覚―「理解」と「罪」の認識のズレ - 宇野ゆうかの備忘録

    withnews.jp LGBTに対する差別感覚がある人へのインタビュー記事。内容としては、「差別をする人って、どんなに悪い人かと思ってたら、実は人懐っこい笑顔の、いい人でした」みたいな感じ。まぁ、著者にとっては目新しかったのかもしれないが、LGBTを始め、被差別マイノリティの人たちにとっては、特に目新しいものではないだろう。 なぜなら、差別される側の人にとっては、「普通のいい人」が差別的な発言をする場面に遭遇することは、あるあるな話だからだ。むしろ、特に関心を持っていなかったり、嫌なやつだと思っている人よりも、好感を持っていた相手が差別的な発言をした時のほうが、不意打ちをらった時のように、ダメージが大きかったりする。それは時に、大好きな親や友人、尊敬する先生や上司、パートナーだったりする時もある。差別されるということは、そういう経験を度々するということだ。 ここで書かれているのは、「凡

    『LGBTが気持ち悪い人』の感覚―「理解」と「罪」の認識のズレ - 宇野ゆうかの備忘録
    hiroharu-minami
    hiroharu-minami 2018/04/09
    「差別感情が強い人の『理解』のポイントがズレてるのは、自分と他人の区別がつかない人の感覚と、とてもよく似ている」ってのが、視点としてわかりやすい。
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