パッと目をあけたら、 目の前にぽっこりしたお腹があった。 寝ぼけたまま、顔の方に目をやると ぽっこりしたお腹の持ち主は、女性。 電車の席を譲ってあげようと思ったが、 お腹のぽっこり具合が、び、微妙。 妊婦なのか、ただのぽっちゃりなのか カバンに妊婦マークのキーホルダーが ついていなかったので、 どっちか分からない。困った。 昔、これと同じようなことがあって その時は迷ったあげく寝てしまったんだけど、 そのことをブログに書いた時に 電車が駅についた時に立ち上がって 車両をかえてあげるのがよい とベスト解決策を導き出していたので 今回は昔の自分に従って 電車がスピードを緩めた頃に立ち上がって 降りる駅でもないのに扉の方へ移動した。 さりげない、優しさ。 と、誰もこの優しさに気づかないので 自分で自分のことを これでもかと褒めてあげた。 あー、今日はいいことしたなーと 爽やかな気持ちで電車を降り