太陽光電力買い取り費用、来年4月から料金に上乗せ2009年8月7日17時2分 印刷 ソーシャルブックマーク 経済産業省は6日、太陽光発電の余剰電力を現在の2倍の価格で買い取るよう電力会社に義務づける新制度の詳細を公表した。買い取りのためにかかる費用は、10年4月から電力会社が電気料金に上乗せして利用者から徴収するため、標準家庭では10年度に月平均で数円、11年度には30円程度が上乗せされる見込みだ。 太陽光発電設備の導入を加速させるのが狙い。同日開かれた総合資源エネルギー調査会買取制度小委員会で具体的な上乗せ額などが報告された。今月中にも正式決定し、年内に実施する。 具体的な買い取り価格は、一般住宅で1キロワット時あたり48円、自家発電設備を併設している住宅は39円。工場や事務所などは24円。電力会社と一度契約すれば、10年間、同じ価格で買い取ってもらえる。 新たな契約の買い取り価格は、発