2009年11月30日10:00 カテゴリIFRS ■IFRS導入後の決算開示規制はどうなるのか 本日、日経新聞朝刊14面の「傍聴席」に私のコメントが掲載されました。「開示規制の重複見直しを」というタイトルで、金商法、会社法、取引所の規制という重複する開示規制の見直しを提言したものです。 ただ、「提言」とはいっても、既に見直しについては動き出しており、IFRSが我が国に強制適用されると思われる2015年3月期までに、現状のディスクロージャー制度・ルールはかなり高い確率で大幅に変わるだろうと思っております。 具体的には、以下の2つの制度・ルール変更が行われるだろうと思います。 ■四半期決算短信の廃止 これは当ブログにも何度か書きましたが、東証上場企業1,785社のうち、決算短信と四半期報告書の同時開示の会社が184社(全体の10.4%)もあり、日数差3日以内の会社は506社(全体の2