2012.03.30 営業・マーケティング 大人用「瞬足」の真のターゲットは誰だ? 金森 努 有限会社金森マーケティング事務所 取締役 子供用シューズとして大人気の「瞬足」に大人用が登場した。確かに子供用があれば、大人用もアリだが、そのありそうでなかった商品の真のターゲットは誰なのだろうか。 オトナとしては、どうせランニングシューズ買うならナイキとかアディダスとかカッコイイブランドの物が欲しい。もしくは、走りに徹するならショップで足を三次元計測してくれてピッタリのものを選んでくれるアシックスも捨てがたい。・・・というより、ランニングブームのイマドキ、シューズの一足や二足は誰でも持っている。走らない筆者の靴箱にもアシックスが眠っているぐらいだ。 そう考えると、子どもに大ヒットし、「強大なリーダーブランド」となった瞬足も、オトナにターゲットを拡大した瞬間に国内外のビッグブランドに挑む「無謀なチ
2012.03.23 営業・マーケティング 掟破り?「はなまるうどん」の他社割引券吸引戦略! 金森 努 有限会社金森マーケティング事務所 取締役 讃岐うどんの「はなまるうどん」が奇策を展開する準備をしている。なんと、他社発行の有効期限切れ割引券・金券を持ってくれば、300円以上の飲食代金から一律50円を割り引くというのだ。 3月23日付日本経済新聞消費欄の記事によれば、新施策は4月2日から開始される。 はなまるうどんの見出した商機は、即時の消費者調査がヒントになったようだ。同調査では、「消費者の約4割が期限切れの割引券などを持っていると答えたと」と記事にある。対象となるのは、「割引券の他に商品券のほか、乗車券や株主優待券なども受け付ける」という。 この施策の効果はどのような所にあるのか。まず、消費者心理から考えてみよう。 せっかく手に入れた割引券や金券。しかし、ふと気がつくと期限切れになっ
「6×8は正解でも8×6はバッテン?」…娘さんが×(ペケ)にされてしまったかけ算の問題を取り上げ、「かけ算に順序があるのか?」とWeb上が大いに盛り上がったここ数日。 いろいろな解釈はあるのですが、自分が記事をしたためることに意味をもたせるために… ここでは「学習指導要領」「教科書」、そして弊社(Z会)が「どうしているか」について述べてみます。 [PR]2013年、Z会に幼児年少コース開講します!「体験」と「親子の会話の触媒」がウリです。(2012.12.21追記) http://www.zkai.co.jp/pre/course/nensho/index.html ここ数日、掛け算の順序問題がWeb上で大変に盛り上がっていますね。 キッカケは下記のブログだと思います。 「6×8は正解でも8×6はバッテン?あるいは算数のガラパゴス性」 http://blogs.itmedia.co.jp/
2011.11.29 営業・マーケティング チャレンジャーはリーダーにどう戦いを仕掛けるべきか? 金森 努 有限会社金森マーケティング事務所 取締役 11月25日付日経MJに紹介された、資生堂「スーパーマイルドシャンプー」のアプローチが面白い。狙っているポジションは「親子で使う家族のシャンプー」だ。しかし、「家族のシャンプー」というポジションには強力な先行ブランドがある。花王「メリットシャンプー」である。 メリットシャンプーが登場したのは1970年のこと。コマーシャルは女優の田中裕子が若い女性に向けてアピールしていた。しかし、それから四半世紀以上が経った今日、若い女性向けシャンプーは最新の成分を配合し、華やかな広告で訴求する新しい商品が目白押しだ。故に、その後は歴代有名タレント夫婦をCMキャラクターに起用し、「家族全員が健やかな髪と地肌で過ごせる」ということを訴えて、「家族のシャンプー」と
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