テレビのニュース番組は、過去5年で1割以上視聴率を落としている。 ビデオリサーチ社・関東地区のデータによれば、12年度からの5年間で、全日(朝6時~24時)のHUT(総世帯視聴率)は3%ほど減少した。プライムタイム(夜7時~夜11時)では6%ほどに留まる。 視聴者のTVニュース離れが、放送全体より早く進んでいることがわかる。 2018年は大雨・台風・地震などが多かった。 ふつう天変地異が頻発する年は、ニュースがよく見られる。ところが18年はTVニュース離れの傾向が続いたままだった。 主なニュースで、何が起こっているのかを考えてみた。 重大ニュースが頻発した2018年今年2月の平昌五輪では、日本が冬季で最高となる13個のメダルを獲得した。 羽生結弦が負傷を乗り越えて連覇。小平奈緒が500mで金・1000mで銀の偉業を達成した。アイスホッケーでは、五輪史上初となる韓国・北朝鮮合同チームが結成さ