「紀元節」や「皇紀」という言葉を聞いたことはありますか? 「紀元節」は、現在は別の呼び名になっており、多くの日本人が「その日なら知っているよ!」と答えると思います。 また、今年は皇紀何年なのでしょうか? 今回は「紀元節」や「皇紀」についてわかりやすく解説します。 紀元節とは?現在の呼び名は? 紀元節の読み方は「きげんせつ」です。 「古事記(こじき・712年)」や「日本書紀(にほんしょき・720年)」では、紀元前660年2月11日に日本の初代天皇である「神武天皇(じんむてんのう)」が天皇に即位なさったとされています。 そして、その日を日本の紀元(国が始まった日)と決めたのが「紀元節」で、明治5年(1873年)に制定されました。 明治維新の後、日本は近代国家になるべく諸外国をお手本に様々な制度改革を行っていました。 そして、西洋諸国が、国の紀元に当たる日を祝日としていたため、それに倣(なら)い