心肺蘇生後(Vf,VTのby standarあり)では低体温療法をおこなった方が神経機能予後改善効果, 死亡率低下効果を認めるとの報告が 2002年のNEJMで報告(NEJM 2002;346:549-56) それから暫く蘇生後の低体温療法は盛んに行われていたが, Meta-analysisでは低体温療法をおこなった方が肺炎や敗血症リスクが上昇するとの結果も報告されている(Crit Care Med 2014; 42:231–242) また, 院内CPA症例26183例の後ろむきCohortにおいて, 低体温療法を施行した患者群と, Propensity scoreを合わせて抽出した患者群で予後を比較した報告では, 低体温療法を行わない方が予後が良い結果であった. (JAMA. 2016;316(13):1375-1382. ) ・低体温療法施行したのは1568例, そのうち1524例と,