ブックマーク / hospitalist-gim.blogspot.com (258)

  • 肺結核による咳嗽の経過

    ペルーにおいて, 喀痰培養で証明された肺結核 64例の咳嗽頻度と, 治療開始後の咳嗽の経過をフォローした前向きStudy (Clinical Infectious Diseases® 2017;64(9):1174–81) ・対象はHIV陰性の18歳以上で, 培養より薬剤感受性の良好な結核が証明された患者. ・咳嗽は半自動録音装置を用いて評価. 以前の報告ではこの装置に咳嗽検出能力は感度75.5%, 特異度99.3% 騒音が大きくて聞き取れない場合は除外された ・咳嗽の回数は, それぞれの咳嗽が2秒以上空いていれば別の咳嗽と判断しカウント. 咳き込みは1回でカウントする 母集団

    肺結核による咳嗽の経過
    hiromasai
    hiromasai 2017/05/02
    ペルーにおいて, 喀痰培養で証明された肺結核 64例の咳嗽頻度と, 治療開始後の咳嗽の経過をフォローした前向きStudy(Clinical Infectious Diseases® 2017;64(9):1174–81)・対象はHIV陰性の18歳以上で, 培養より薬剤感受性の良好な結核が証
  • 短期的ステロイド投与も合併症リスクは上昇する(2020/12/1 UpDate)

    医療保険のデータ(Nationwide dataset of private insurance claims)より, 18-64歳の患者1548945例を後ろ向きに解析し, 短期的ステロイド使用による合併症リスクを評価. (BMJ 2017;357:j1415) ・このうち, 327452例(21.1%)が外来にて短期間のステロイドを使用 ・短期間は30日以内の処方で定義される. ・患者群は1年前よりデータがあり, 基礎疾患や過去1年以内のステロイド使用歴がないことが確認されている ・短期的ステロイド投与された患者の平均年齢は45.5±11.6歳.

    短期的ステロイド投与も合併症リスクは上昇する(2020/12/1 UpDate)
    hiromasai
    hiromasai 2017/04/30
    医療保険のデータ(Nationwide dataset of private insurance claims)より, 18-64歳の患者1548945例を後ろ向きに解析し, 短期的ステロイド使用による合併症リスクを評価.(BMJ 2017;357:j1415)・このうち, 327452例(21.1%)が外来にて短期間のステロイド
  • 術前のステロイド投与は術後の嘔吐を減らす

    特に専門は絞っていない内科医のブログ *医学情報のブログです. 個別の相談には応じられません. 現在コメントの返事がうまくかけませんのでコメントを閉じています. コメントがあればFBページでお願いします 術後の嘔吐, 嘔気(Postoperative nausea and vomiting)は腸管手術における最も多い合併症の1つで, 30%程度で認める DREAMS trial: 腹腔鏡, 開腹で腸管の手術を行う患者1350例を対象としたRCT. (BMJ 2017;357:j1455) ・対象は18歳以上で待機的腹腔鏡, 開腹手術を予定している患者. 悪性疾患, 良性疾患は問わず. ・妊婦, 腸管閉塞, DM, 緑内障, 活動性胃潰瘍, ステロイド使用患者は除外 麻酔導入時にDexamethasone 8mg IV追加群 vs 通常の管理群に割付け, 術後の嘔吐, 制吐剤使用頻度を比較.

    術前のステロイド投与は術後の嘔吐を減らす
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    hiromasai 2017/04/30
    術後の嘔吐, 嘔気(Postoperative nausea and vomiting)は腸管手術における最も多い合併症の1つで, 30%程度で認めるDREAMS trial: 腹腔鏡, 開腹で腸管の手術を行う患者1350例を対象としたRCT.(BMJ 2017;357:j1455)・対象は18歳以上で待機的腹腔鏡,
  • 脊椎関節炎におけるHLA型

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    脊椎関節炎におけるHLA型
    hiromasai
    hiromasai 2017/04/27
    脊椎関節炎, 血清陰性関節炎ではHLA-B27との関連性が高く, 診断基準にも含まれている.白人における疾患とHLA-B27保有率は以下のとおり(Ann Intern Med 2002;136:896-907) Disease HLA-B27保有率 Ankylosing Spondylitis 90% Reactive Arthritis 40-80% Juvenile S
  • ステロイド+LABAの吸入はARDSを予防する可能性

    特に専門は絞っていない内科医のブログ *医学情報のブログです. 個別の相談には応じられません. 現在コメントの返事がうまくかけませんのでコメントを閉じています. コメントがあればFBページでお願いします アメリカの5施設におけるDB-RCT. (Crit Care Med 2017; 45:798–805) ・ERより入院した, ARDS発症リスクがある患者 61例を対象. ・エアロゾル化したBudesonide/formoterol vs Placebo群に割付け吸入療法を併用. 5日間継続. ・投与量はBudesonide 0.5mg/2mL, Formoterol 20µg/2mLを1日2回, 5日間 参考: Budesonideはパルミコート吸入液® 0.5mg Formoterolはオーキシス® 9µg Budsonide/Formoterol合剤のシムビコートは1吸入あたり16

    ステロイド+LABAの吸入はARDSを予防する可能性
    hiromasai
    hiromasai 2017/04/18
    アメリカの5施設におけるDB-RCT.(Crit Care Med 2017; 45:798–805)・ERより入院した, ARDS発症リスクがある患者 61例を対象.・エアロゾル化したBudesonide/formoterol vs Placebo群に割付け吸入療法を併用. 5日間継続.・投与量はBudesonide 0.5mg/2mL, Fo
  • クッシング病における皮膚の菲薄化の評価

    (N Engl J Med 2017;376:1451-9.) より面白い記載を. クッシング病では肥満, DM, 高血圧とメタボリック症候群に類似した病態となるため, 気づかれていない症例も多い. ・米国では100万人あたり75例で見逃されている可能性 ・肥満, 高血圧, 多毛, 2型DM, 脂質代謝異常の患者の500例に1例はCushing病の可能性. ・単純肥満との鑑別点は, 皮膚の菲薄化: 後述 斑状出血斑: 1cmを超える非外傷性の出血班はLR11 骨減少: 骨粗鬆症はLR4. 皮膚の菲薄化は中指の指節の皺で評価する方法が一般的.

    クッシング病における皮膚の菲薄化の評価
    hiromasai
    hiromasai 2017/04/14
    (N Engl J Med 2017;376:1451-9.) より面白い記載を.クッシング病では肥満, DM, 高血圧とメタボリック症候群に類似した病態となるため, 気づかれていない症例も多い.・米国では100万人あたり75例で見逃されている可能性・肥満, 高血
  • 喀痰の色の臨床的意義は?

    特に専門は絞っていない内科医のブログ *医学情報のブログです. 個別の相談には応じられません. 現在コメントの返事がうまくかけませんのでコメントを閉じています. コメントがあればFBページでお願いします 膿性喀痰は感染を示唆する所見の1つ. 例えば人工呼吸器管理中の患者で膿性喀痰が増悪すればVAPやVATを考慮するし, COPD患者で膿性喀痰が増加すれば急性増悪を考慮する. その色は何か意味があるのか? 急性の咳嗽を主訴に受診した241例において喀痰の色と細菌感染の可能性を評価. (Scand J Prim Health Care. 2009;27(2):70-3.) ・黄色~緑色喀痰は, アウトカム: 細菌培養陽性(>106CFU/mL) 扁平上皮<10/LPF 白血球>25/LPF に対して, 感度 79%[63-94], 特異度 46%[38-53], LR+ 1.46[1.17-1

    喀痰の色の臨床的意義は?
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    hiromasai 2017/04/12
    膿性喀痰は感染を示唆する所見の1つ. 例えば人工呼吸器管理中の患者で膿性喀痰が増悪すればVAPやVATを考慮するし, COPD患者で膿性喀痰が増加すれば急性増悪を考慮する. その色は何か意味があるのか?急性の咳嗽を主訴に受
  • 血栓性微小血管障害症におけるADAMTS13活性低下の予測: PLASMICスコア

    血栓性微小血管障害症(TMA)はTTPやHUS, atypical HUS, 高血圧緊急症・・・などなど色々. このうちTTPはADAMTS13活性の低下が認められ, 治療には血漿交換が重要. 血漿交換により予後が格段に改善するため, 疑いの時点で踏み切るべきとされる. ADAMTS13活性は検査で評価できるものの, 時間がかかるため, この活性低下をどう予測するかが重要. ADAMTS13活性と腎障害の程度を色々な報告で調査 (Blood. 2014;123(16):2478-2484) ・ADAMTS13活性が低下している患者群(TTP)の方が血小板が低値で腎障害は軽度. ・低下していない例(aHUS)では血小板は若干高く, 腎障害は高度 TMAにおいて活性低下群160例と正常群54を比較し, 有意差を認める項目を検出

    血栓性微小血管障害症におけるADAMTS13活性低下の予測: PLASMICスコア
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    hiromasai 2017/03/31
    血栓性微小血管障害症(TMA)はTTPやHUS, atypical HUS, 高血圧緊急症・・・などなど色々. このうちTTPはADAMTS13活性の低下が認められ, 治療には血漿交換が重要. 血漿交換により予後が格段に改善するため, 疑いの時点で踏み切るべき
  • 結核(TB)と非結核性抗酸菌症(NTM)の肺画像所見の違い

    ・NTMではより気管支拡張, 嚢胞壁が薄い, 3cm以上の空洞病変を認める ・嚢胞壁が厚い, 3cm未満の空洞病変は結核を疑う ・また, 1cm未満の結節や無気肺, 縦隔リンパ節腫脹, リンパ節の石灰化は結核を疑う所見. 喀痰AFB陽性例のCT所見を評価. 75例が肺結核, 20例がNTM症例. (BMC Pulmonary Medicine 2014, 14:65 )

    結核(TB)と非結核性抗酸菌症(NTM)の肺画像所見の違い
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    hiromasai 2017/03/29
    喀痰よりAFB陽性の患者より, 124例のNTM症例と210例の肺結核症例のCT所見を比較(Eur Rev Med Pharmacol Sci. 2015 Jul;19(13):2429-39.)・患者群 ・両群における画像所見の頻度 ・多変量解析による両群で有意差を認める所見 ・NTMではより気
  • 鉄欠乏と片頭痛

    特に専門は絞っていない内科医のブログ *医学情報のブログです. 個別の相談には応じられません. 現在コメントの返事がうまくかけませんのでコメントを閉じています. コメントがあればFBページでお願いします

    鉄欠乏と片頭痛
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    hiromasai 2017/03/23
    鉄欠乏は貧血のみならず, 倦怠感の原因や, 集中力の低下, 失神の原因となり得る それ以外にも集中力の低下や抑うつ症状に関連する可能性がある 参考: 鉄欠乏は失神のリスクとなる 女性の倦怠感ではフェリチン低値をチェ
  • 術後患者の低酸素血症ではIntensive recruitmentをした方が良い

    特に専門は絞っていない内科医のブログ *医学情報のブログです. 個別の相談には応じられません. 現在コメントの返事がうまくかけませんのでコメントを閉じています. コメントがあればFBページでお願いします (Effect of Intensive vs Moderate Alveolar Recruitment Strategies Added to Lung-Protective Ventilation on Postoperative Pulmonary Complications. A Randomized Clinical Trial. JAMA) より ブラジルにおける単一施設でのRCT. ・待機的心臓血管手術(CABGや弁置換)後にICUで低酸素血症(P/F<250, PEEP ≥5)となった患者群を対象 ・<18歳や>80歳, 慢性肺疾患の既往, 心臓外科手術の既往, 神経筋疾

    術後患者の低酸素血症ではIntensive recruitmentをした方が良い
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    hiromasai 2017/03/22
    (Effect of Intensive vs Moderate Alveolar Recruitment Strategies Added to Lung-Protective Ventilation on Postoperative Pulmonary Complications. A Randomized Clinical Trial. JAMA) よりブラジルにおける単一施設でのRCT.・待機的心臓血管手術(CABGや弁置換)後にICUで低酸
  • 原因がよくわからないCOPDの急性増悪は肺血栓塞栓症かも

    (CHEST 2017; 151(3):544-554 )より 誘因, 原因が判然としないCOPD急性増悪症例において, 肺血栓塞栓症が占める割合を評価したMeta-analysis. これによると, 明らかな誘因のないCOPD急性増悪の16.1%[8.3-25.8]に肺塞栓症が認められる ・COPD急性増悪は呼吸苦の増悪でER受診や入院が必要となる患者群を対象. ・Studyによりばらつきはあり, 3-29%

    原因がよくわからないCOPDの急性増悪は肺血栓塞栓症かも
    hiromasai
    hiromasai 2017/03/18
    (CHEST 2017; 151(3):544-554 )より 誘因, 原因が判然としないCOPD急性増悪症例において, 肺血栓塞栓症が占める割合を評価したMeta-analysis. これによると,明らかな誘因のないCOPD急性増悪の16.1%[8.3-25.8]に肺塞栓症が認められる・COPD急性
  • VA-ECMOを用いた心肺蘇生

    特に専門は絞っていない内科医のブログ *医学情報のブログです. 個別の相談には応じられません. 現在コメントの返事がうまくかけませんのでコメントを閉じています. コメントがあればFBページでお願いします 近年VA-ECMOを用いたCPR(ECPR)の報告, 施行件数が増加してきている. 札幌医大において2000-2004年に目撃されたCPAにて搬送され, 20分以上の蘇生が行われた162例のProspective cohort. (Crit Care Med 2013; 41:1186–1196) ・53例がExtracorporeal cardiopulmonary resuscitationを施行され, 109例が通常のCPRを施行された. ・アウトカムは神経学的機能良好(CPC score 1-2) Propensity matching method で両群を比較. (N=48)

    VA-ECMOを用いた心肺蘇生
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    hiromasai 2017/03/16
    近年VA-ECMOを用いたCPR(ECPR)の報告, 施行件数が増加してきている.札幌医大において2000-2004年に目撃されたCPAにて搬送され, 20分以上の蘇生が行われた162例のProspective cohort.(Crit Care Med 2013; 41:1186–1196)・53例がExtracorporeal cardiopulmon
  • 挿管後のチューブの位置確認

    特に専門は絞っていない内科医のブログ *医学情報のブログです. 個別の相談には応じられません. 現在コメントの返事がうまくかけませんのでコメントを閉じています. コメントがあればFBページでお願いします 気管挿管後はチューブが正しく気管内に留置されているかを確認することは重要. 道挿管は死亡や低酸素リスクとなるため, 迅速に評価, 対応する必要がある. 評価方法には, 聴診, ETCO2モニター, エコーが有用であり, 複数の方法を併用して評価することが基. ER医により院外で挿管された345例において, 聴診による位置確認 → Capnometry → Capnographyによる位置確認を施行した前向きStudy. (Intensive Care Med. 2002 Jun;28(6):701-4.) ・患者は心停止が71%, 外傷 18%, 非外傷性昏睡 5%, 肺水腫 2%, 

    挿管後のチューブの位置確認
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    hiromasai 2017/03/14
    気管挿管後はチューブが正しく気管内に留置されているかを確認することは重要. 食道挿管は死亡や低酸素リスクとなるため, 迅速に評価, 対応する必要がある. 評価方法には, 聴診, ETCO2モニター, エコーが有用であり, 複数の
  • PCP(PJP)におけるβ-D-Glucanの推移

    特に専門は絞っていない内科医のブログ *医学情報のブログです. 個別の相談には応じられません. 現在コメントの返事がうまくかけませんのでコメントを閉じています. コメントがあればFBページでお願いします カリニ肺炎(PCP)の診断は誘発喀痰, もしくはBAL中の原虫の証明, もしくはPCRで行うが, β-D-Glucanも診断には有用な検査の一つ. β-D-GlucanのPCP診断に対する感度, 特異度を評価したMeta ・β-D-Glucanは感度91%[88-93], 特異度 75%[68-81]でPCPを示唆する結果. HIV陽性患者では感度 92%, 特異度 78% HIV陰性患者では感度 85%, 特異度 73% (J Thorac Dis 2015;7(12):2214-2225) ただし, β-D-Glucanは試薬, 検査キットが国により異なり, 海外のデータをそのまま国内

    PCP(PJP)におけるβ-D-Glucanの推移
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    hiromasai 2017/03/06
    カリニ肺炎(PCP)の診断は誘発喀痰, もしくはBAL中の原虫の証明, もしくはPCRで行うが, β-D-Glucanも診断には有用な検査の一つ.β-D-GlucanのPCP診断に対する感度, 特異度を評価したMeta・β-D-Glucanは感度91%[88-93], 特異度 75%[68-81]でPCPを
  • インフルエンザでICU管理となった患者の2割弱が細菌感染を合併

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    インフルエンザでICU管理となった患者の2割弱が細菌感染を合併
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    hiromasai 2017/03/04
    (Intensive Care Med (2017) 43:48–58 )よりスペインの多施設ICUにおける前向きStudy. ICU管理となったインフルエンザ陽性患者2901例中, 482例(16.6%)が細菌感染症を併発していた.・頻度は年々増加  2009年では11.4%,  2015年では23.4% 原因
  • 日本人における10年間心血管イベントリスク

    (Lancet Diabetes Endocrinol. 2017 Mar;5(3):196-213.)より, 182カ国における動脈硬化リスク因子の有無と, 10年間心血管イベントリスクを評価した報告 そのなかから日国内のデータを抜粋. 評価はLaboratory based(性別, 年齢, 喫煙, 血圧 + 糖尿病, コレステロール値)から評価したものと, Office based(性別, 年齢, 喫煙, 血圧 + BMI)で評価した2つの方法で行った. Laboratory basedでの評価

    日本人における10年間心血管イベントリスク
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    hiromasai 2017/03/01
    (Lancet Diabetes Endocrinol. 2017 Mar;5(3):196-213.)より, 182カ国における動脈硬化リスク因子の有無と, 10年間心血管イベントリスクを評価した報告 そのなかから日本国内のデータを抜粋. 評価はLaboratory based(性別, 年齢, 喫煙, 血圧 + 糖尿
  • カリニ肺炎予防のST合剤は半量でもよいかも

    特に専門は絞っていない内科医のブログ *医学情報のブログです. 個別の相談には応じられません. 現在コメントの返事がうまくかけませんのでコメントを閉じています. コメントがあればFBページでお願いします 日国内からの非盲検ランダム化比較試験 膠原病でPSL ≥0.6mg/kg/dを開始する患者群183例を対象とした非盲検RCT. (Arthritis Research & Therapy (2017) 19:7) ・20歳以上で新規発症, 再燃したリウマチ性疾患で, PSL≥0.6mg/kg/dの投与を必要とする患者で, PJP予防投与をされたことがない患者群を対象 ・ST合剤の禁忌, 生物学的製剤使用, PJP既往あり, コントロール不良な合併症, 体重40kg未満, 妊婦, 授乳婦, 腎不全患者は除外. 上記患者群を ・ST合剤をSingle-strength(SS: SMX/TMP

    カリニ肺炎予防のST合剤は半量でもよいかも
    hiromasai
    hiromasai 2017/02/27
    日本国内からの非盲検ランダム化比較試験膠原病でPSL ≥0.6mg/kg/dを開始する患者群183例を対象とした非盲検RCT.(Arthritis Research &amp; Therapy (2017) 19:7)・20歳以上で新規発症, 再燃したリウマチ性疾患で, PSL≥0.6mg/kg/dの投与を必要と
  • 膝窩動脈塞栓症, 膝窩動脈絞扼症候群

    特に専門は絞っていない内科医のブログ *医学情報のブログです. 個別の相談には応じられません. 現在コメントの返事がうまくかけませんのでコメントを閉じています. コメントがあればFBページでお願いします 中年男性の突如発症の左下肢の痺れ. 痺れ自体は軽度で, L4領域に一致. しかも発症1時間程度で自然に改善した, という経過. その後 徐々に間欠跛行が出現し, 約1週間後にABIの低下を指摘. 膝窩動脈塞栓が認められた. 急性の下肢痛, 下肢の痺れでは神経を疑う前に血流を疑うというのは重要なポイントだが, このように発症初期は軽度で, 徐々に増悪するようなパターンもある. 膝窩動脈塞栓症では急性経過と緩徐経過の2パターンある (Ann Surg. 1991 Jul;214(1):50-5.) ・急性経過は7日間以内で出現し, 典型的な動脈閉塞による虚血症状を呈するパターン. ・緩徐経過は

    膝窩動脈塞栓症, 膝窩動脈絞扼症候群
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    hiromasai 2017/02/24
    中年男性の突如発症の左下肢の痺れ. 痺れ自体は軽度で, L4領域に一致.しかも発症1時間程度で自然に改善した, という経過.その後 徐々に間欠跛行が出現し, 約1週間後にABIの低下を指摘. 膝窩動脈塞栓が認められた.急性の下肢
  • 腫瘍別の静脈血栓症再発リスク

    特に専門は絞っていない内科医のブログ *医学情報のブログです. 個別の相談には応じられません. 現在コメントの返事がうまくかけませんのでコメントを閉じています. コメントがあればFBページでお願いします

    腫瘍別の静脈血栓症再発リスク
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    hiromasai 2017/02/20
    Am J Med. 2016 Nov 22. pii: S0002-9343(16)31190-1. doi: 10.1016/j.amjmed.2016.10.017. [Epub ahead of print] The Clinical Course of Venous Thromboembolism May Differ According to Cancer Site. より VTE既往がある患者で, 再発目的に抗凝固療法を施行している患者群のデータ(