米国4大テレビネットワークが、テレビCMの広告在庫取引を自動化した広告技術「プログラマティックTV」の運用を開始する。消費者のメディア接触が多デバイス、多プラットフォームに断片化するいま、プログラマティックTVはさかんに議論されてきた。ステークホルダーはさまざまな利点を見出すが、越えるべき課題も多い。 NBCUは2016年2月24日(米国時間)、テレビCMのプログラマティック取引である「NBCUx for Linear TV」を同年秋に開始すると明らかにした。発表によると、広告主はデータを利用し、NBCU傘下のチャンネルのプレミアム在庫を、自動化された仕組みでバイイング(購入)できるようになる。 エンターテインメント広告営業トップ、ダン・ロビンガー氏は導入の理由についてこう語った。「我々の目標は、プレミアムコンテンツを通じて質の高いターゲットオーディエンスにアクセスする多くの機会を、広告主
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