【ジュバ時事】南スーダンの国連平和維持活動(PKO)に参加している自衛隊の生田目徹現地支援調整所長らは18日、施設隊の主力約120人の到着を前に首都ジュバのホテルで記者会見した。国連南スーダン派遣団(UNMISS)などと調整し、「現地ニーズに応じた提案型の案件形成を行いたい」と述べ、南スーダン側の要望に沿った適切なインフラ整備を行い、同国の平和構築に貢献する決意を表明した。 自衛隊員は1月から順次ジュバ入りし、現在約70人が宿営地の整備などを進めている。主力約120人は、ウガンダのエンテベ経由でジュバに20日に到着し、4月に始まる道路建設などに向けた準備を本格化させる。 【関連記事】 〔写真特集〕陸上自衛隊「10式」戦車 【特集】陸上自衛隊装備図鑑 〔写真特集〕世界の軍用ヘリコプター〜陸上自衛隊AH1Sヒューイコブラ対戦車ヘリ〜 【動画】軌跡を描きながら闇を裂く閃光=2011