【バルセロナ=渡辺直樹、奥平和行】世界最大の携帯電話見本市「モバイル・ワールド・コングレス(MWC)2012」が27日、スペイン・バルセロナで開幕した。シェアを伸ばす韓国、中国勢が動画性能や保存容量を高めたパソコン並みの性能を持つスマートフォン(高機能携帯電話=スマホ)を相次ぎ発表。富士通など日本勢も世界仕様モデルで巻き返しを狙う。情報機器の主役となったスマホの高機能化が進みそうだ。各メーカー
パナソニックが原材料や部品の調達先1万社超と温暖化ガスの削減に取り組む。4月から全取引先に排出量の把握を求め、排出の少ない生産手段や製品の開発を促す。企業活動のあらゆる領域を対象とする温暖化ガス算定の国際基準「スコープ3」に沿った取り組みで、新基準が世界規模で広がるとみていち早く対応する。取引先とともに削減余地を洗い出し、製品競争力の向上につなげる。スコープ3は世界の有力企業で構成する団体など
技術革新や資源価格の高騰により商業生産が可能になった新しいエネルギー資源獲得への取り組みが加速している。三菱商事は北米最大級のシェールガス鉱区の権益を取得、石油資源開発はカナダで重質油を含む砂の層であるオイルサンドの開発を拡大する。東京ガスや関西電力は石炭層にたまる天然ガスのコールベッドメタン(CBM)を使って生産する液化天然ガス(LNG)を調達する。石油や天然ガスの調達先を多様化し、調達価格の
【ニューヨーク=弟子丸幸子】米食品大手ケロッグは15日、米日用品大手プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)からポテトチップス「プリングルズ」の事業部門を26億9500万ドル(約2100億円)で買収すると発表した。米菓子大手ダイヤモンド・フーズによる買収が既に決定していたが、このほど同社の不正会計が発覚。P&Gが一転、ケロッグ社への売却を決めた。6月末をメドに買収手続きの完了を目指す。ケロッグ
【ワシントン=御調昌邦】世界銀行は15日、ゼーリック総裁が5年の任期が満了となる6月30日付で退任すると発表した。総裁は同日、世銀理事会に退任の意向を伝えた。退任は既定路線で、後任には前米国家経済会議(NEC)委員長のサマーズ・ハーバード大教授やクリントン米国務長官の名前
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